第2訓 猫のしごと
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由羅「女だったら抱いてた?」
銀「...朝の銀さん元気だからその話やめてくんない?」
由羅「ん、バレバレだからからかった」
ニヤニヤしながら話す由羅。
銀時は少し悔しくなり、
銀「ま、男なんざ抱けねぇけどな」
と言い放ったが由羅は冗談交じりに「えぇー」と笑う。
由羅「ま、とりあえず起きなよ。新八が飯買ってきてくれてんぞ。銀時のわがままでな」
銀「だから俺の朝のアームストロング砲が」
由羅「んな大したもんついてねぇだろうがよ」
銀「銀さんのアームストロング砲は世界一なんですけどォ?」
由羅「ハイハイわかったわかった、じゃあ直してから来てね」
ひらひらと言葉を交わし由羅は襖を開け、部屋を出て行く。
銀時は誰かと同じくため息をつき、立ち上がり時計を確認すると「さすがに寝すぎたな」と呟き身支度をはじめた。
ーーーーー
午前10時半頃。
万事屋の居間には銀時、神楽、新八が定位置に座り、由羅は新八の横で甘味をほおばっていた。
由羅「久しぶりに甘ェもん食ったわ」
銀「は?人生8割損してね?」
神「これだから糖尿は」
由羅「待ってお前糖尿なの?くっさ」
銀「うるせぇなトイレ行くたび甘い匂いを感じれるんだから得でしかねぇよ」
新「銀さん少しは自重してください」
定「ワン!」
由羅「そうそうワンワンだ...え?」
突如聞きなれない声が背後から聞こえ振り返る由羅。
しかしその視界はいきなり真っ暗になる。
由羅「...異次元?」
由羅は万事屋のペット、宇宙生物の定春に頭ごと噛まれていた。
新「わァァァァ!定春ダメですよォォォ!!」
新八がガバチョと無理やり頭から定春を剥ぎ取ると、由羅の顔は驚きに満ちる。
由羅「でか!!なにこれ可愛いけどでっか!!DEKA!!」
神「よろしく言うアルヨ、定春。由羅はウチの金ヅルヨ」
由羅「認識おかしくね?」
そういいつつも由羅は定春の毛をモシャモシャと撫でる。
クゥンと擦り寄る定春に由羅は笑みが零れる。
じゃれ合う二人に新八は少し和んだようにクスリと微笑んだ。
神「出たヨ、夢◯説アルアル定春大好き夢主」
由羅「や、デケェし脂少なそうだし食ったら旨そうだなと思ってた」
銀「夢主失格だわ」
新「あんたらその話やめろォ!ほっこりした気持ちを返せ!」
由羅「うるせぇな眼鏡かける事しか脳がねぇんだからちったぁ可愛らしくしてろ、いや、お前は元々割と可愛いか」
新「なんて返せばいいか分からないツンデレどう対処しろというんですか」
笑いながらも由羅は持っていた甘味を全て食べきる。
と、ピンポンと万事屋のインターホンがなった。
銀「...あ、やべ。仕事の依頼あんだった」
カレンダーを見て銀時がポツリと呟く。
神「まじアルカ」
銀「今日は話だけってつってたからいけると思うけど」
新「まったく、たまたま由羅さんが来て早く起きてて良かったですよ」
呆れたように言う新八。
由羅「とりあえず俺は定春とこっちの部屋行っとくわ、仕事巻き込まれたらだりぃし」
神「巻き込まれてくれないと夢◯説の意味がないアル」
由羅「えぇー、やだよ今日俺非番なのに」
と言ったところで二度目のインターホンが鳴る。
「ほら、急いで出ないとせっかくの金ヅルさんが帰っちゃうよー」と言い由羅は定春を連れて、銀時の寝室へと入っていった。