第1訓 猫の出会い
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土方と沖田は近藤の横につく。
近「すまない由羅君、こすれでもトシは真選組を思っての行動で」
由羅「それは分かるんですけどこんな3Dホラーの顔面のやつに迫られたら怖いよ...」
土「ぶっ殺されてぇのか」
沖「仕方ねぇですよ土方さん、あんたの顔は少なくともその辺の犯罪者より極悪でさァ」
殴りかかろうとする土方の手を飄々と避け、沖田は由羅に近寄る。
差し出された手を由羅は素直に握り立ち上がるとその勢いで思い切り手を引かれる。
由羅「っ!?」
由羅の方が身長は高いが、近くなった距離に驚く。
沖「変な真似してみろィ、一瞬でぶった斬ってやりまさァ」
少し低めな声に、鋭い眼光。
由羅「...わっかりましたぁ」
いやぁ、ここの局長愛されてんなあ。怖いよこのベビーフェス...と思いながら返事をすると、沖田は手を離した。
近「すまないが、今日のところは許してやってくれ。なんせ乱猫事件には相当手を焼いててね。」
由羅「アリバイがあるとは言えいきなりこんな怪しい奴が来たらそりゃそうなるさ。俺だって立場が反対ならそうなる」
土「とりあえず今日のところは拘束はさせてもらう」
由羅「えぇ~、やだぁ俺そんな趣味ないんだけどなぁ」
沖「俺にはありまさァ」
由羅「...ん?どうした?ドSかな?」
沖田の頭を後ろから軽く叩く土方。
喧嘩になりそうなところを近藤が静止する。
近「申し訳ないが、手錠とまでは言わないが見張りはつけさせてもらうよ」
由羅「まぁ仕方ないか...。分かった、置いてもらう分には借りを作る事になるしそんなに心配なら手錠してくれてもいいよ」
少し笑いながら両手をプラプラと前に出し、「そんな体験あんまりないし」と少し楽しそうな表情を見せる。
近「さすがに武器も持ってない相手にそこまでしないさ」
と言うと由羅はあっけなくその言葉をのんだ。
はじめからそのつもりはなかったらしい。
近「トシ、今日一日頼めるか?」
土「...俺かよ」
沖「上の命令は聞くんだろィ、士道不覚悟で切腹しろィ」
土「お前ほんと覚えとけな。」
近「原作では1ページでアフロなおってるし、トシももうアフロなおってるからもう大丈夫だろ?」
土「どういう原理?」
頼むよ、と近藤が土方に声をかけしぶしぶ頷く。
面倒な事から外された沖田は「じゃ、俺はこれで」と去っていった。