第1訓 猫の出会い
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ひと段落ついたか、と思ったその時。
ガラガラと襖があく。
「ちょっと待ちな、近藤さん。粗方話は聞いてたがそんな話お人好しなあんただけで進めてるんじゃねぇよ」
入ってきたのは鬼の副長と呼ばれる人物。
近「トシ...」
由羅はトシと呼ばれたその人をジッと見つめる。
由羅「...よおトシ、おめぇは昔から固い男だよ」
近「...顔見知りか?」
土「初対面なんだが」
由羅「真選組にアフロでご出勤してる人だからノリでいけるかなって」
沖「そーだぜ土方ァ、士道不覚悟で切腹でィ」
アフロの鬼の副長の後ろからひょこっと顔を出すベビーフェイスの悪魔。
土「総悟、これはオメェのせいだ。あんなところでバズーカぶっ放すバカのせいだ」
由羅はバズーカの音で先ほど真選組の前で聞いた爆発音を思い出す。
由羅「そうだよ総悟、真選組の外にまで響いてたぜ?いっつも言ってんだろ場所を考えろって」
総「うるせぇなぁ、俺は昔っからアンタの言うことだけは聞きたくないんでさァ」
土「...顔見知りか?」
由羅「初対面だよ。俺もびっくりしたわ。...んで、納得行ってないみたいだけど、局長さん」
近「トシ、どうしたんだ」
怪訝そうな顔をする土方。
近藤さんの顔をしばらく見つめ息を吸い込む。
土「あy」沖「怪しすぎるだろィ、どう考えても」
土「おま」
沖「もしこいつが殺してなかったとしても、もう一人共犯者がいて信用してもらうために近づいて、真選組に入り込んで近藤さん、あんたを狙ってる可能性も考えられる」
土方の声を遮り沖田が話す。
沖田の推測に近藤はたじろぐ。
近「そうなのか?由羅君」
由羅「いや、俺ならそんなまどろっこしいことしてないしそれが出来たならあんた達が来る前に殺してるけど」
土「...」
真選組を舐めてるのかと睨みをきかす土方。
その後ろで総悟も無言になり、近藤は少し考え込んだ。
気まずい沈黙が流れる。
由羅「まあ仲良くしようぜ!宜しく!!!!!!!俺は##NAME2##由羅!!!!!!!!!!」
土「今の空気で?お前情緒不安定なの?」
沖「沖田総悟でさァ」
土「オメェ悪ノリすぎねぇ!?」
近「トシ、とりあえず今日だけだ。後のことは上に決めてもらおう」
土「納得できねぇ」
由羅「クソがこれはなんやかんやで話が進んで俺は泊めてもらえる話だっただろーが死ねアフロ」
土「やっぱ信用ねえよコイツ!?しかもいつもは黒髪サラサラストレートですからァァ!!」
沖「普段はストレートですもんねィ、アフロ方さん」
土「オメェいい加減にしろよ!?」
目の前でわちゃわちゃとし始めた由羅はハァ...と頭を軽くかいた。
由羅「しょーがねぇな...」