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世界は思うよりずっと君に優しいことでさえ、君は何も知らないままでいい。

それは憧れなんて綺麗なものじゃなくて、飢えにも渇きにも似た衝動だった。

いいじゃん、お揃いだよ。なんて言ったらまた小突かれてしまうからやめておこう。

ああ、やられた。止めを刺すかのような言葉に、まんまと心臓を握られてしまった。

君は僕の全てだ。けれどこれを恋と形容してまえば、僕は僕でなくなってしまう気がする。


 
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