雑記

名前をつけない夜

2026/08/29 22:45
後記
 ビビ視点。原作214話の隙間。
 時系列としては『砂に還る』が先になります。しかしなんとなく読み心地としてこの話を先が良かったので。どちらを先に読むも読み手の判断したいですけれども。

 王女は反乱軍に面会も叶わないまま早々に反乱軍解放されたんじゃないでしょうか。
 内戦終結後の王女忙しすぎると思うんで、わずかに絞り出した空白はぎりルフィの看病に充てるのみ。
 それでも反乱軍のことも胸の中に引っかかっていたなら、ルフィたちが行ってしまった、このぽかりと空いた一瞬、そしてスピーチを前にした揺れる気持ちを抱えた、ここで立ち止まるだろうな、と。
 仮に砂砂団と会えないまま反乱軍が解放になったとしても、王女の立場で読める聴取書をビビはきっと読む。そういうコですよ。
 
 登場した黒馬は、コーザの馬です。いや、コーザの馬ではなく反乱軍リーダーの馬なんだろうなと考えてます。
 反乱軍たち騎乗動物は王都の塀の前に乗り捨て来たんでしょうが、その後、黒馬は王宮が見つけて捕獲したと思ってます。
 象徴性が強くすぎて、王都は返却の判断ができないのじゃないかな。
 まだ火種が納まりきらずのこの早々に、無罪だかろうが反乱軍リーダーへ象徴を返却って、安易にできないって。

 コーザが『聴取』で突き付けられたのは戦争矛盾なんだけど、ビビがコーザの聴取を読むことで突き付けられるのは戦争を未然に防ぐ立場の者が防げなかった事実です。
 ビビは最善のことをしました、それは事実です。戦争は起こりました、それも事実なのです。
 書いた“戦争は、戦いが始まったときに生まれるのではない。”という一文が気に入ってます。

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