このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

一次創作/短編


「ヘビイチさん、その左目どーなってるッスか?」
「ン?ただの隻眼サ、ルカ叔父貴」
「違うんスよ。なんか変なオーラっつーか……違和感あるッス」
「ヘェ、感づくとかさすが淫魔ですわ……アレ、夢魔だっけ」
「夢魔ッス。似てるッスよねぇ。あ、今からツマミ作りますんで」
「テンキュ。まぁオレの左目について聞いてくれや。忘れもしねえ、アレは荷物を運ぶ依頼受けた時の事だ」
「そういう仕事ッスか?」
「咄嗟にンな判断すなよ誤解受けるって……その荷物はちっさい箱の中に入っててよ、オレと依頼人は森の中で会うことになった」
「その時点で怪しいとか思ってくださいよ」
「ギルド長なモンでね、怪しんだとかの理由で評判落としたくはねェのさ。
で、依頼人から中身確認してと言われたから箱開けてみてよ、そしたらなんかモヤがブァーって!
気づいたらオレぶっ倒れててよ、顔がやけに痛かったのさ。なんとか本ギルドに帰って顔確認したら左目がヒトの顔してなかったのさ」
「……ちょっと待って、それって」
「闇サ。オレの身体ン中に闇入っちまったってスグ悟った。闇に触れたヤツは死ぬって噂よ、オレはなんとか生きたみてぇだが世界壊せる力手に入れちまったのさ」
「……闇は身体の中に入った後に意識を乗っ取るとか聞くッス」
「ソレがまだそんな気配ないのさ、いちお乗っ取られない程度に力お借りしてますや」
「大丈夫ッスよ、変な事ねぇ限り闇は暴走しねぇッス」
「叔父貴、そりゃどういう事だ?」
「闇、この店の常連なんで。ヘビイチさんの隣りでグースカ寝てる奴」
「ノブナガさんじゃんか、ゼッテー違いますって」
「この話は店閉まった後でいいッスか、本人はこの話題嫌がるッス」
「なら叔父貴から話振らねぇでくださいや」
「ソイツの事とか思ってなかったんで聞いたッスよ……」
1/1ページ
    スキ