イゾウ
俺の彼氏はワノ国出身。その影響があってかワノ国のものは好きだ。抹茶に着物に花見に……。
数あるものの中でも俺が一番好きなのは【和菓子】。美味しい。そして見た目も美しい。
そんな和菓子を自分でも作ってみたい、そう思いキッチンを借りた。勿論サッチの許可を得てから、ね。
これがまた難しい。
手先が器用な人なら簡単なんだろうが……。生憎俺は不器用。
そうして頑張って出来たのは見た目も味もまぁまぁなもの。意外と上手く出来た。
彼氏にも作ってあげるべく、材料を並べ、切っていた。
「いっ……!?」
指を切った。
はぁ、考え事ばかりしていたからか……。
幸い、傷はそこまで深くはない。舐めておけば治る程度だ。
でも彼氏様にバレると面倒臭い事になりそうなので急いでその場を離れようとしたその時。
「おい、指切ってんじゃねーか」
タイミング良いな、おい。
俺の彼氏様……イゾウは現れた。
「こんぐれーだいじょーb、っ!?」
包丁で切った指を口に含むイゾウ。
「何してんの……?」
一応聞く。
「止血」
だよな。まともな答えなんて元々期待してなかった。
「指加えたまんま喋んじゃねぇ!」
指加えたまま喋られると吐息が指に掛かってくすぐったい。てかまず指加えるのをやめてほしい。舌もさ……くすぐったいんだけど。
「……やめてもらえます?」
「嫌だ」
だから加えたまま喋んなってば!!
「んっ……ぅあ、」
舐められて変な声が出る。
「顔が真っ赤だが。どうしたんだ?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら指を口から放すイゾウ。
「別に……」
キスをされる。
急すぎて状況を理解するのに精一杯だった。
「っ!」
だんだんと顔が赤くなるのが分かる。本当に恥ずかしい。穴があるのなら入りたい。
「んっ、ふぁ……ぅ……」
どんどん深くなっていく。イゾウが唇を離した時には腰に力が入らなくなっていた。
その状態の俺を姫抱きし、一言。
「続き、部屋でやるか」
「馬鹿馬鹿ばーか!!嫌だ!」
「何とでも言え。最後ねだってくんのは何時も……結局お前だからな」
またの御来店を心よりお待ちしております。
数あるものの中でも俺が一番好きなのは【和菓子】。美味しい。そして見た目も美しい。
そんな和菓子を自分でも作ってみたい、そう思いキッチンを借りた。勿論サッチの許可を得てから、ね。
これがまた難しい。
手先が器用な人なら簡単なんだろうが……。生憎俺は不器用。
そうして頑張って出来たのは見た目も味もまぁまぁなもの。意外と上手く出来た。
彼氏にも作ってあげるべく、材料を並べ、切っていた。
「いっ……!?」
指を切った。
はぁ、考え事ばかりしていたからか……。
幸い、傷はそこまで深くはない。舐めておけば治る程度だ。
でも彼氏様にバレると面倒臭い事になりそうなので急いでその場を離れようとしたその時。
「おい、指切ってんじゃねーか」
タイミング良いな、おい。
俺の彼氏様……イゾウは現れた。
「こんぐれーだいじょーb、っ!?」
包丁で切った指を口に含むイゾウ。
「何してんの……?」
一応聞く。
「止血」
だよな。まともな答えなんて元々期待してなかった。
「指加えたまんま喋んじゃねぇ!」
指加えたまま喋られると吐息が指に掛かってくすぐったい。てかまず指加えるのをやめてほしい。舌もさ……くすぐったいんだけど。
「……やめてもらえます?」
「嫌だ」
だから加えたまま喋んなってば!!
「んっ……ぅあ、」
舐められて変な声が出る。
「顔が真っ赤だが。どうしたんだ?」
悪戯っぽい笑みを浮かべながら指を口から放すイゾウ。
「別に……」
キスをされる。
急すぎて状況を理解するのに精一杯だった。
「っ!」
だんだんと顔が赤くなるのが分かる。本当に恥ずかしい。穴があるのなら入りたい。
「んっ、ふぁ……ぅ……」
どんどん深くなっていく。イゾウが唇を離した時には腰に力が入らなくなっていた。
その状態の俺を姫抱きし、一言。
「続き、部屋でやるか」
「馬鹿馬鹿ばーか!!嫌だ!」
「何とでも言え。最後ねだってくんのは何時も……結局お前だからな」
またの御来店を心よりお待ちしております。
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