ポンコツがポンコツとポンコツで星の宵



テレンスおよび天の声(準備はできましたか。)

ポ「えっ!?えっ!?何この空間!?なんだよこれ!」

ホ「…この能力…ケニーGだな!?」

天の声(正解です。せっかくだから実体験のようにケニーG全面協力のもとシナリオ再現してみました。なかなかファンキーでしょう)

ポ「ふぁ、ファンキーっつったってまだ何もない真っ白の部屋の中なんだが…」

天の声(まぁ設定をお聞きなさい。)

花京院および地の声(僕が読む。君らは想像力を働かせて情景の中に入り込もうとしてくれ。)

天の声(そしたらまぁケニーがなんとかしてくれるでしょう)

ホ「なげやりな…」

地の声(じゃあ行くよ、耳をすませて……

季節は夏だった。蒸し暑さが体にへばりついている。
ポルは医療の技術を学ぶべく、ちょうど真夏の日本に滞在していた。ポルは、山の奥の村で1人で診療所を営んでいる友人に声をかけられここに学びに来ることになった。ポルもその地の生活に少し慣れた頃、病院に来る子供達の間で妙な噂が流行る。
……この山の、森の奥には古井戸があって、その井戸は呪われているので悪魔が出る……
そのせいで井戸周辺には奇形が異常発生しているとのことだった。ポルがそんな噂を頻繁に聞き、多少気にかけていた時何故こんなところにいるのかはわからないがホルもやってきた。

ここからロールプレイお願いします。そして君らは肝試しにその井戸に向かうことになるからそこまでロールプレイ。)

ポ「雑だな!?」

ホ「おおお部屋が森になった!ケニーG…(かわいそうなものを見る目)」

地の声(今の話が聞こえたね?僕が即興で作ったあらすじみたいなものなんだが、それに合わせてロールプレイを行ってくれないか。そしてできればその井戸に肝試しに行く流れにしてロールプレイを終わらせてみてほしい。できそうだろうか?)

ホ『よぉ〜久しいなぁポルポルくぅん!』

ポ「うぉぉ適応力適応力!!『兄貴!?なんでこんなとこにまで…!』」

ホ『いやぁやってられねーぜ。うっかりギャンブルに引っかけられちまってよぉ、金が払えねーなら体で払えなんて言われちまって俺の体を狙ってくんのよ。売るために。
だからもう必死で逃げて、で、そん時お前がそういえば日本に行ったな〜っつーことを思い出してよ。じゃあここに逃げればいいじゃねぇかと思ってなぁ!』

ポ『そんな物騒な話ごと持ってくんじゃねーよ!迷惑だ!』

ホ『久しぶりの再会なのに冷たいねぇ』

ポ『俺はあんたのことを兄弟だなんて思っちゃあいない。ただ放浪癖のある赤の他人だ。』

ホ『いやぁつれねぇなぁ、今日一泊だけでも泊めてくれねぇか?なぁ、頼むよ弟様よぉ〜』

ポ『だから誰がッ……あ、うーん…そうだな、1つ協力してくれるなら家に泊めてやらんこともない』

ホ『お?なんだ?なんでも聞くぜ、なんてったって俺は腕の立つのガンマンなんだぜぇ!人殺すくらいバンッと一撃ち…』

ポ『違う!そういうんじゃあねぇ。
実はここ最近この病院の子供達が妙な噂しててよ、この病院より奥の森をずーっと行った先に古井戸が有るんだが、そこに行けば悪魔がいるだの呪われるだの…ただでさえ子供だけで入るのが危険な場所なのに、肝試しだ〜とか言って最近はみんなガンガン入っちまうんだよ。だからそれを止めるために、ひとまず井戸の方確認してみようってなってな…それと、なんか奇形が異常発生してるらしくて、医者として調査してみたいというか…』

ホ『あ〜〜…それで?』

ポ『変に盛り上がるのいやだからなんもないことを証明するんだよ…だからさ、今日の夜一緒にいかねぇか?肝試し』

ホ『なんだよぉ〜!やっぱにいちゃんがいないと怖いかぁ!?よーしよしよし!!』

ポ『そーいうんじゃあねーっての!!人がいた方が頼りになるだろ!!頭撫でんな!やめろ!!』

ホ「…こんな感じでどうだ」

ポ「と、ホルについてきてもらって肝試し行きます」

地の声(うんうん、いい感じだポルナレフにホル・ホース。)

天の声(兄弟のイチャイチャを見せられたようで無性に何か殴りたい衝動に襲われているのですがホル・ホース後で部屋に)

ホ「演じただけだし絶対行かねーからな!!」

地の声(…まぁとりあえず2人で夜の森に肝試しに行くことになったホルとポルは夜、暗い森の入り口で集合したということでいいかな?)

ホルポル「「大丈夫でぇ〜す」」

地の声(では2人は夜に森の入り口に集合した。)

ポ「懐中電灯とか持っていったことにしてもいいのか?」

地の声(もちろん。


さて、2人は暗い森の中を進んでいくことにした。
昼間と違って鬱蒼とした雰囲気をまとった森は懐中電灯で照らしてはいるものの草木はざわざわと揺れ、そのシルエットががさがさ動き、不気味な雰囲気を醸し出している。
不安からか心許なさからか、2人には草木が不自然に揺れているようにも感じる。大変気味が悪い。)

ホ『おー兄弟。夜の森ってのはなかなか不気味なもんだなぁ(ケニーGすげぇなぁ)』

ポ『あんまり先々行くんじゃねぇぞ』

ホ『はいよ〜』

地の声(と、ここで。木の上から何かがポトリと降ってきた。ここで2人とも目星を振ってくれるか。)

ポ「目星を振る?」

天の声(とりあえずダイスを振っていただいて出た値が自分の目星の項目で決めた数字より大きいか小さいか比べます。小さければ成功、ストーリーに関する情報を手に入れたりすることができますが、出目が目星の数値より大きければ失敗、大切なことに気づけなかったりします。)

ホ「ほほ〜う、てことはとりあえずダイス振ればいいんだな?」

天の声(そうですね。1d100のダイスを振ってください。というかうっかりしてたんですがほぼGMの仕事を花京院に任せっきりにしていました。私は人を支える立場の方が性に合ってるようです。というわけで補佐と立場変わります。)

地の声(ええっできるかな)

ホ「そんな真面目に立場に括られなくても2人ともGMってことでいいんじゃあねぇか?どうせ全員初心者なんだしよ。」

天の声(…ではお言葉に甘えましょうかね。)

ポ「ダイス振ったぞ!」

ポル 目星50→18 成功
ホル 目星80→56 成功

地の声(よかった、2人とも無事成功したね。では2人とも地面に足がワサワサと生えたきもっちわるい虫を発見します。)

天の声(SAN値チェックです。)

ポ「はっ!?」

ホ「成功してもそれすんのか!?」

天の声(そりゃ、運良く見てしまったので…ですが悪いこととは限りませんよ、謎を解くための必要最低限の犠牲かもしれません。さぁSAN値をチェックチェック。)

地の声(ダイスを振ってくれ。やり方は目星と同じだ。それで失敗したらSAN値が減るので0/1d3のダイスでどれほど減ったかを決める。)

ポ「ええ〜ちくしょうーッ!」

ポル SAN値65→40 成功、減少なし
ホル SAN値50→12 成功、減少なし

ポ「おおーッ!助かった!」

天の声(なんですつまらない。では2人は普段から人間の臓器やよっぽど気持ち悪いものを見慣れていることに加えつよいおとこのこなのでとりわけ動揺もしませんでした。)

ホ「この歳でつよいおとこのこって。」

地の声(ここでアイデアと生物学振れるけど持ってたら振ってみるかい?)

ホ「…俺生物学ない。ポルナレフあるか?」

ポ「あっ俺ちょっとだけど生物学ある。じゃあ振るぜ。これ俺もアイデア振っていいのか?」

天の声(もしホル・ホースが失敗してどうしても情報が欲しかったらしましょうか。)

ポル 生物学32→44 失敗
ホル アイデア65→93 失敗

ポ、ホ「「おあーーっ!?」」

天の声(いや突然ポンコツじゃないですかあなたたち実はSAN減って動揺してるだろ。)

ポ「いや!待ってくれ!俺にもアイデア振らせて!

ポル アイデア75→93 失敗

ポ「なんで!!!!」

地の声(…じゃあ2人はほんとキモいなってこと以外何もピンときませんでした。)

ホ「なんだよそれw」

天の声(それでは

2人はまた暗い森を進んでいきます。しばらく進むと突然道が開けたような場所に出ます。そこの草木は茶色く萎れ、まるで荒野のようになっています。その中心には井戸があり蓋は開いているようです。そして井戸の足元には小さな塊が落ちているようです。近づきますか?近づきますよね。)

ホ「あ〜嫌な予感がする。なあ俺が先々行ってたんだし先に気がついてポルにそれ見せないこととかできるのか?」

地の声(ちょっと行動慣れしてきたね。できるよ。)

天の声(ということはちょっと早足で行っていたホルは先に井戸につき、その塊を確認したということでよろしいですね?それは猫の死体だとはっきり確認できました。灰色のミイラのような猫の残骸で、表情は苦痛に歪んでいます。0/1d3のSAN値チェックです。)

ホ「ほらな!?そういうゲームなんだろこのTRPGって!」

ホル SAN値50→52 失敗 50→49

ホ「あ゛ーッ始めてSAN値ってのが減った!」

天の声(よっ待ってました!これぞ醍醐味!)

ホ「性格ほんと悪いのな!」

地の声(じゃあうまいこと見せないようにロールプレイしてみようか。)

ポ「ほーい『ん?どうしたんだ兄貴?』」

ホ『あっポル!あんまり井戸の方真っ直ぐ見んじゃねぇぞ!足元になんかあるだろ、あれ気持ち悪い猫の死骸なんだ。多分飢餓かなんかで死んだんだと思う。あんま見ない方がいいからくるーっと遠回りして反対側から井戸に近づきな』

ポ「こう、生物学持つ医者的に気にはなるんだが。」

ホ「やめろっつってんだろ」

ポ「まぁせっかく守ってくれたしなぁ、今回はいいや」

地の声(では2人は猫の死骸を見ないように井戸に近づくんだね。井戸を覗きます。井戸を覗くと虹色に輝く光がゆらゆらと井戸の底を漂っているのが見えた。ここで2人ともINT×5の値でダイス振ってくれるかな。)

ポル INT×5 75→60 成功
ホル INT×5 65→7 成功

地の声(成功したね。成功した2人は何かとてもやばい、危険だ、今すぐ逃げないとと感じます。)

天の声(しかし③現実は非情である…

その光は徐々に大きくなり始め…いや、あなたたちに迫ってきたのです。やがて井戸から光が溢れ出し、無定形でキラキラと輝くそれはあなたたちの前で不気味に瞬きます。それを目の前にして、想像をはるかにしのぐ破壊と異常の感覚を肌でひしひしと感じ取ってしまったあなたたちは、宇宙からの色と対峙したということでSAN値チェックお願いします。)

ポ「宇宙からの色ォ〜!?なんだよそれ!」

地の声(もともと想像をはるかに超える恐怖とか狂気とかと対峙するのがこのクトゥルフTRPGってやつなんだよ。PCはそれに触れながらも狂気に耐えて生き残るのがおおよその目的なんだ。)

ホ「これ俺のSAN値はさっき減ったけど50で数えるのか?」

天の声(いえ、減った値の方で数えます。0/1d4のSAN値チェックです。)

ポル SAN値65→79 失敗 65→61
ホル SAN値49→40 成功

ポ「うわぁーーッすごい減った!!俺びっくりしすぎ!」

地の声(それではホルは光の中でも冷静さを保っていましたしむしろさっきの猫の方がキモいなと思う余裕さえありましたが、ポルは突然起こった出来事にパニックになり焦ってしまったようです。)

ホ「猫の死骸で慣らしておくべきだったんだろうか…」

天の声(ポルナレフあと1減ったら面白いことになりますよ。)

ポ「それ絶対俺にとってじゃなくてお前らにとって面白いことだろ!」

天の声(それではあなたたちは当たり前ですが逃げます。追ってくる宇宙からの色DEX19との対抗ロールです。)

ホ「いやこれさぁ!ケニーGが作った幻覚ってことはッわかってんだけどさぁ!実際追ってくんのどうなんだよ!捕まったらどうなんだよ!」

ポ「これでサイコロ振れって!?てか対抗ロールって!なんだよ!!!」

天の声(捕まったらどうなるかはケニーGの良心次第です。さぁ振った振った振らないと追いつかれますよ。)

地の声(ちなみにさっきダイスロール成功してるから追ってくることに気がついてとっさに行動がとれたってことで、DEX+10の補正か相手のDEXを10にできるけどどうする?)

ポ「答えてる暇ねぇよ!!!有利な方にしてくれ!!」

地の声(話的にはとっさに行動取れたんだから補正だと思うんだよな僕は)

天の声(ではポルが45、ホルが35のダイスロールお願いします。)

ホ「あいつが45で俺が35!?!?無理だろ!!」

ポル 45→55 失敗
ホル 35→56 失敗

ポ、ホ「「アーーーーッ嘘だろ!?!?」」

地の声(嘘だろ!?!?)

天の声(救済措置です、幸運の半分で振ってください)

ポ 32→24 成功
ホ 25→82 失敗

ホ「うわぁーーッポルナレフ!俺を置いていかないでくれぇーーッ!!!」

地の声(攻撃うけまーす)

宇宙からの色 エサにする85→66 成功 HP-4

天の声(ではホルのステータスが
STR:9 DEX:10 INT:13 アイデア:65 CON:9
APP:12 POW:8 SIZ:14 H P:8.5
に変わります。今減った分は返ってきません。)

ポ「ちょっと顔面偏差値落ちてウケるw」

ホ「ポルナレフてめーッ!逃げたからって余裕かましてんじゃねぇぞ!!!」

天の声(もう一回対抗しますか?)

ホ「するに決まってんだろ!!」

ホル 95→47 成功

ホ「よっしゃァーーーッ!!!!」

地の声(よかった救えないかと思った。じゃあ…


虹色の光はものすごいスピードで2人を追った。このままでは外に逃げる前に追いつかれるかもしれない。不安に思った矢先2人の正面に小さな無数な光が近寄ってくるのが見えた。

ホル『げえッまだなんかあんのかよ!!』

ポル『ほら兄貴手貸してやるから早く!』

それは…
目を爛々とかがやかせた猫たちだった。猫たちは毛を逆立て各々に虹の光を威嚇しているように見える。猫たちの中心から大きな影が艶めかしく伸びてきて、それは女性のようにも見えたが頭部は猫であった。それは大変美しく、かつ権力者としての優雅さや冷静さ、その雰囲気を保っており2人は一瞬心奪われた。)

ホ「さ、SAN値チェックか!?」

天の声(焦りすぎです化け物じゃないですって)

地の声(彼女は右手に持った打楽器のようなものを大きく何度も打ち鳴らした。なんども、なんども、なんども…
2人はそれにゆっくりと頭がくらんで行く。目の前で人智を超えた何かが起こっているとは思うものの、それが何か考える余裕は2人にはなく、ゆっくりと意識は落ちていく。

薄れ行く意識の中でしっかりと彼女の声が頭に響いた。






「ニャー」





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