大2&高3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
さゆ 「しょーや、よかったよ、答辞。」
祥 「あの、途中のさ、
突然のすいませんってなんやったんw」
鶴 「あれはウケたw」
金 「いやお前の笑い声響いてたからなw
講堂中にw」
翔 「いやマジで吐くかと思った」
さゆ 「あはは!
しょーやっぽい!」
祥 「・・・でもほんとさー、
みんな無事進路決まってよかったなぁ!」
さゆ 「あたし結果まだなんだけどw」
鶴 「受かってるやろ絶対w」
翔 「スカイだけひと足先に社会人かー!
なんかかっちょいいなー!」
さゆ 「よかったよね!
空手の実業団、強いとこだし、
しかも結構大手だよ!
1番出世頭かもね〜」
鶴 「タカるか!」
祥 「逆に殺られるからな?w」
金 「まぁないとは言い切れへんw」
時の流れは偉大で。
あんなに嫌悪感丸出しだったしょーやも、
気がついたらスカイを受け入れてた。
時間って、
ほんと、
すごいよね。
卒業証書、抱えて。
在校生に見送られる。
講堂から教室へ帰る途中の外廊下。
ほんとこの学校、生徒多いからさ。
さゆ 「ちょっ…こんなに人いたら!
まじで!無理無理!あたしでも無理!」
鶴 「そんなサイズで人の波に流されんなよw」
ぐいっと手首を引っ張って、あたしを引き寄せる汐恩。
デジャブ?
なんか、
この光景、あったなぁ、なんて。
祥 「さゆで埋もれてたら、
普通の女の子何人か踏まれてたりしない?w
なんかこのセリフ、
既視感ハンパないんだけどw」
鶴 「もう埋もれんなよw」
そう言って、汐恩があたしの腰を抱くから。
また周りがザワついてる。
さゆ 「汐恩、
あんた、
やっぱり自業自得だわ」
鶴 「は?ナマイキ言うな、何がだよw
ん?
なんかこのセリフも既視感w」
翔 「・・・なんか、
聞こえない?」
祥 「コワッw
何も聞こえないけど?w」
翔 「いや、
なんか、
ほら、
ん?」
「さゆちゃーーーーーん!!」
鶴 「・・・聞こえへん聞こえへん、」
金 「自己暗示すなw」
翔 「ほらーw
やっぱりw
背中に隠せてるつもり?w
デカすぎない?あの花束w」
祥 「もうあの人にいたっては
牽制なのか素でウザイのかわかんないねw
頭から風船浮いてるけどw」
さゆ 「はぁ、
まだ早くない?
時間もわかんないのかな、
HRあるし、」
鶴 「そんなならさっさと別れーよw」
さゆ 「そーゆー意味じゃないし、」
金 「気にくわへんのやろ、汐恩w
さゆ取られたしなw」
鶴 「そーゆーわけちゃうけど。
まぁ、おもろないよな」
翔 「あら、今日はやけに素直w」
祥 「何キャラなんw」
純 「さゆちゃん!!
卒業おめでと!!」
はいって、
センパイ、バカなの?
まだ終わってないから。
さゆ 「嬉しいけど、
今じゃなくない?
まだHRあるんだけど、」
純 「サプライズやってん!!」
とてつもなく巨大な花束を、
あたしに持たせて。
花束から、ぬいぐるみやら風船やら、
色々飛び出てるんだよ。
あのね、
走ってきてる段階で、
全然背中からはみ出てたからね?w
さゆ 「ほんと、バカだなぁ。
るっくんに怒られるよ?」
純 「ええ?
でもここまでるっくんが
車で乗せて来てくれてんで、
花束デカすぎて電車乗れへんって、
電話してん!
ちょーどバイト行くとこやって、」
祥 「コッワ!
瑠姫さんパシリにしてんの⁈」
翔 「瑠姫さんも丸くなったよねー、
それはこの人のおかげかも、
ちょっと染まったんじゃん?w」
さゆ 「るっくんと何気に仲良いもんね、
最近あたし抜きで遊んだりしててビビるw」
鶴 「そこに呼ばれる俺の気持ち考えてみ?w」
金 「まぁ地獄やなw」
純 「HR終わるん待ってるよ、
一緒に帰ろ!」
さゆ 「・・・ふふ、わかった。
じゃあコレ持ってて?」
純 「おう!」
大きすぎる花束抱えて。
生徒玄関の前に座り込んだセンパイ。
花束が座ってるみたいだよ?
→NEXT