大2&高3
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お姉さま方に、
連れられて。
来たはいいものの。
コレは多分、
センパイが怒るやつだ。
「ごめんー、さゆ、」
さゆ 「ダイジョーブ。」
「なになに、ごめんって!
君、かわいいよね!
いくつ?」
さゆ 「17です、」
「おおおー!!JKじゃん!」
「ちょ、さゆはこーゆーの慣れてないから!
あんま近寄んなよ、」
「じゃあなんでこんなとこ来たのw」
さゆ 「まぁ、数合わせと、人生経験に、」
『じゃあ、積んどく?人生経験。』
騒がしいチャラチャラした男の人たちの中で、
唯一静かにしていたあたしの逆隣に座る男の人が。
ぐっと肩を抱いて、
グイグイ来ていたチャラ男から引き剥がしてくれた。
「お前、黙ってたくせにJK狙いかよー!!」
『そう、だから向こう行っとけ、』
「うぜー、貸しだからな!」
『はいはい、』
チャラ男が向こうへ行くと、
すぐに解放してくれた。
さゆ 「・・・アリガトウゴザイマス。」
『いーえ、君、高校生だって?』
さゆ 「はい、一応、」
『こんなとこ来ちゃだめよ、
それ、ちゃんとジュースだろうね?
お酒じゃない?』
さゆ 「ちがいます、お酒なんか飲みません、」
『じゃあ、よし、』
そう言って、大きな手で頭をぽんぽんされて。
なんだかパパを思い出した。
『なんで合コンなんか来たの?』
さゆ 「えーと。
お姉さま方、
いつも同じダンススクールでお世話になってて、
なんか困ってたから、急遽。
でもまさか、合コンだと思わなくて、」
『なるほどね、律儀なんだね。』
さゆ 「みんな、いい人だから。
ちょっと、見た目は派手だけど。」
『そっか、君もいい子なんだね、
名前は?』
さゆ 「・・・さゆです、」
『俺は與那城奨って言います、
漢字結構難しいんだ、』
さゆ 「ヨナシロさん、」
奨 「はい、よろしく。
今日はもう、俺とってことで、
いいとこで抜けよ?」
さゆ 「えっ、いやー、あの、」
奨 「あははっ、
違うよ、違う!
俺ね、こー見えて、教師なの。
高校生をこんな場に置いとけないでしょ?
早々に抜けて、帰りなさいってこと。」
さゆ 「ええ⁈
先生なんですか⁈」
奨 「そーだよ、ちなみに俺も数合わせ。
2人で抜ければ、問題ないよ、
暗くなるし、帰りなさい。」
さゆ 「は、い、、、」
奨 「俺ら抜けるわー!!
お先にー、」
「えー⁈いいとこ取りかよ!!」
奨 「はーい、残念ながら!
さ、早く出な、」
さゆ 「はい、」
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