大2&高3
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さゆ 「ま、め、はらくん、
ごめん、」
豆 「・・・ごめんは、
聞けません。」
さゆ 「ごめん、
あたし、大事な人がいる。
もっと早く、言えばよかったね。
本気だと、思ってなくて、」
豆 「・・・本気です。
その人から、
せんぱいのこと、獲ってもいいですか?」
さゆ 「え、?」
豆 「・・・します、
略奪。」
さゆ 「・・・だ、めだよ、
豆柴なのに、なに、そんな物騒な、」
目が、
泳いじゃって。
こんなにかわいいコが、
こんな大胆なこと言うの⁈
ギャップに、
心臓ばくばく。
豆 「・・・結局濡れちゃいましたね、」
そう言って、傘を拾い上げると。
あたしに持たせてくれて。
豆 「もう、駅すぐなんで、
これ、使ってください、」
さゆ 「えっ、
う、うん、」
白 「・・・さゆ?」
さゆ 「あ、るっくん、」
豆 「???」
白 「今帰り?
傘、うちに忘れてたから持ってきたけど、
もう、遅かったか、」
さゆ 「あー、
まめはらくんが、入れてくれた、」
白 「まめ、、、ああ!
豆原くん、ありがとう。」
豆 「あ、、、はい、」
優しく傘を返するっくんは、
いつものように、スマートにあたしを引き寄せる。
白 「傘、持ってきたんだけどさ、
自分の傘、持ってなかったんだよね、」
あたしの小さな傘に。
2人ぎゅうぎゅうに入って。
さゆ 「なにそれw
るっくん、変なのw
平和ボケしてるんじゃない?」
白 「はは、そーかも。
帰ろ、」
さゆ 「うん。
まめはらくん、入れてくれてありがとう。
また、学校でね、」
豆 「・・・はい。」
白 「ありがとね、」
豆 「・・・は、い、」
るっくんは。
そんなつもり、ないんだろうけど。
つい、クセで、
鋭い眼光、
そのあと、
微笑み。
その笑顔が、
逆にコワイよ。
るっくんに、
追い払われた豆柴。
また、勘違いしてるね?
瑠姫ver. えんど