大2&高3
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純 「あのさー、
こーゆーのが、あかんと思うねん、」
そう言ってセンパイは徐に、
立ったまま床に置いた雑誌を拾うあたしの、
鎖骨と鎖骨の間に長い人差し指を入れてきた。
さゆ 「なにすんの、」
ぺしっと手をはたくと。
今度は懲りずに太ももに手を這わせる。
純 「ほんっま、無防備やと思うねん。」
さゆ 「なにが、」
ベッドに腰かけ、
掬い上げた雑誌を開いて、
見開きのINIに釘付け。
あたしは結局、理人迅たじの3人を推すことにしたの。
純 「こーゆーのが、
豆原くんとやらを男にさせてん。」
そう言いながら、
床に座るセンパイが長い手を伸ばして、
リボンをちょいちょいっと、
人差し指で引っ張る。
そのまま横から雑誌を強引に閉じられて。
アイドルに嫉妬してどーすんの。
さゆ 「しつこいなぁ、
まめはらくんだって、本気じゃないよ、
あれから会ってもないし。
大体、そんな変態はセンパイだけです。」
純 「・・・もーほんま、
年下ゾーンは油断してたわ、
3年生は俺らが付き合ってんの、
ほとんど知ってるやろうし。
知らへんくても、るっくんいてるし、
誰もさゆちゃんに近づかれへんやん。」
あーほんま油断してたー!
と叫びながら倒れて。
あたしのベッドへ背中を委ねるセンパイ。
さゆ 「なに、油断ってw」
あたしの太ももに肘をついて、
上目遣いで見上げるセンパイ。
純 「あのさー、
そろそろほんま、
自分がかわいいって、気付けへん?」
さゆ 「はぁ?
なにそれ、そんなかわいくないよ、
センパイがモノ好きなだけ、」
純 「アホやんー!
もうこの子多分アホなんやんー!」
さゆ 「どっちがw」
外は雨。
体育祭が終わると、梅雨がやってきて。
最近はずっと、
お家デートでまったりする。
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