大2&高3
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豆 「さゆせーんぱい!」
さゆ 「あれ、まめはらくん、どーしたの?」
豆 「金曜は体育祭、お疲れ様でした!」
さゆ 「ほんと、たくさん働いてもらって、
しょーや、喜んでたよ!」
豆 「先輩方に比べたら、」
3年の階にひょこっと顔を出した、まめはらくん。
去年、新入生代表の挨拶をしてた、かわいこちゃんは生徒会に入ってくれて。
今年の体育祭の準備で、特に仲良くなった。
まめはらくんも、ダンスをしているらしい。
さゆ 「ほんと、まめはらくんはできた子だね、
よしよし、」
豆 「うわー!子供扱い!!」
さゆ 「ちがうよ、豆柴扱いw」
豆 「やっぱ3年生だからですか?
静かですね、教室。」
さゆ 「あたし3年で初めて12組になったから、
わかんないや。
2年生の12組はこんなんじゃないの?」
12組になって、みんなと離れて。
最初は辛かったけど、
よかったこともある。
男女の比率が逆転して、
しかも真面目な子がほとんどで、
あんまり、嫌なザワザワ、されないから。
噂より、勉強が大事なんだよね、みんな。
ありがたい。
豆 「あー、ぼくらはほとんど外部生で、
メンバーも変わらなかったから、
それでですかね?
割と和気あいあいとしてます、」
さゆ 「それはまめはらくんの人柄のおかげじゃない?
モテそうだね、」
豆 「せんぱいが言うと、なんか嘘くさいw
せんぱいは、翔也先輩とラブラブですもんね?」
さゆ 「・・・え⁈
ちょ、待ってよ!
付き合ってない!」
豆 「え⁈そーなんですか⁈
みんな、勘違いしてますよ、2年生、」
さゆ 「ええー⁈
しょーやに怒られるよ、」
豆 「・・・じゃあ、ぼく、
がんばってもいいんですよね?」
さゆ 「・・・へ?」
豆 「・・・ぼく、せんぱいがすきです。
一生懸命、翔也先輩をサポートしてる
せんぱい見たら、もうかわいくって、」
さゆ 「・・・ええ⁈」
豆 「覚えておいてください!
じゃ、ぼく戻ります、」
さゆ 「ええ⁈
いや、言い逃げ!!」
12組のすぐそばにある、非常階段。
立ち入り禁止なのに、平然とそこから帰って行くまめはらくん。
意外と、大胆⁈
たしかに、そこ通れば12組同士上下だし、すぐだけど!
金 「・・・ちょ、
今の、なに?
なんかザワついてんなと思って出てきたけど、」
さゆ 「す、すかい、
ちょ、ほんと、
若いって怖い!!」
金 「いや1コしか変わらんw
てか、みんな見てたでー、
世紀の大告白、こんな廊下でするからw」
さゆ 「ほんとコワイんだけど!」
金 「まー、嫌われるより、ええんちゃう?」
さゆ 「極端か!
ちょっ、と、まじでわけわかんない、」
金 「オモロイからあの人に言うとこーw」
さゆ 「だめだめだめ!!
めんどくさいことになる!!」
あたしもあんなだったかなぁ?
かわいいと思ってた子犬に、
手を噛まれた。
えんど