祥　「ちょ、まじでウケるw」




さゆ 「笑えるんだけどw

　　　　しょーや、セートカイチョーだってw」



翔　「笑い事じゃないわ！！

　　　なんだよ、セートカイチョーって！！」



鶴　「翔也って地味に人気あったんやなw」



さゆ 「もーほんと笑ったー！！

　　　　人気ってか、イジられてない？w」









３年生になった。



同時に、投票で翔也は生徒会長になった。



クラスも離れちゃって。



あたしは12組に入れられて。



しょーやとしょせ、汐恩は同じクラス。



スカイは11組。



スカイは部活だから、週末久々に４人で街に出た。






鶴　「ちょ、俺見たいゲームあんねん、」



祥　「おれは新作〜」



さゆ 「あ、昨日言ってたやつ？

　　　　見たい見たいー！」



翔　「じゃー先あっちから行く？？」











『すみません、君たち、』











翔　「へ？」












『そう、君たち、

　背の高い子、ちょっとお話いいかな？』











祥　「またさゆ？」











『男の子、背の高い子、』











翔　「・・・汐恩？」











『アイドル、興味ない？』











鶴　「・・・は？」











あたしたち的、大ニュース。



汐恩がスカウトされた！！

















祥　「てかさー、

　　　今までもさゆは何回かあったけどさ、

　　　汐恩だよ？w」




翔　「見た目に騙されすぎじゃね？w」




さゆ 「あたし代わりに名刺もらっといたw」




翔　「びっっっくり、でもさ、転機じゃない？

　　　アイドルになっちゃえば逆に、
　　　リアル女子と関わらないことが
　　　正解になるじゃん、」



祥　「ほんまやー！ある意味いいかも、」



さゆ 「目から鱗だ！！」



鶴　「お前らさー、

　　　おもろがってるやろ、」



さゆ 「でも、ありじゃない？w

　　　　汐恩さ、忘れてるけど、

　　　　イケメンだよ？」



鶴　「・・・俺さ、

　　　去年ガチで学校辞めよかと思ったことも
　　　あったけどさ、」



翔　「ええ⁈」



鶴　「お前らとおれたら、

　　　それでええんや、」








さゆ 「汐恩、、、




　　　　じゃー今年はあたしが耐える年だね！」





翔　「12組まで通い詰めるけどね、

　　　さすがに俺らも進路のこと考えると
　　　勉強がやばいw」



祥　「わかるー、

　　　どーすんの、進路、」



鶴　「俺はアイドルかなー、」



翔　「やるんかいw」























この年で人生なんて、


決めらんないよね。


楽しいことしか、したくないお年頃じゃん。


夢を持つ人、尊敬します。





えんど