大1&高2
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さゆ 「上手にできたよ、」
白 「あ、うん、」
荷物を置いたさゆが、うちへ来たんだろう、
立ち尽くすオレの後ろから、声が聞こえる。
うんって、他にあっただろ?返事。
驚いて、
それしか出てこなくて。
白 「・・・確認していい?
オレに?」
さゆ 「うん、もちろん。」
白 「・・・ありがと、」
さゆ 「今日のは上手にできたよ、」
白 「・・・そっか、楽しみ。」
さゆ 「るっくんの好きな、イチゴものせたよ、」
白 「・・・お前も好きだしね?」
さゆ 「ふふ、」
白 「・・・今は、紅茶かな?
淹れるよ、食べよ、楽しみ」
さゆ 「るっくん、だいすきだよ」
白 「オレも」
他人には、
わからないだろうね?
こんな関係。
でも、
オレたちはこう。
誰に何て言われてもいい。
オレたちは、
こう。
本当に、愛してるよ。
パパとして、
ママとして、
お兄ちゃんとして、
幼馴染として、
友達として、
彼氏として。
愛してるんだよ。
わからないだろ?
オレたちにしか、わからないからね。
そんな関係、
嫌いじゃない。
そう、心底思えるようになったのは、
あいつのおかげでもあるだろう。
白 「はい、熱いよ、
レモンも、ほら、」
さゆ 「わーい、ありがと!」
白 「切っていい?」
さゆ 「うん、切れる?」
白 「それぐらいはオレにもできるんじゃない?w
できなかったらその時考えよ、」
さゆ 「るっくんっぽいw」
のせた苺のせい?
ということにして。
あんまり上手に切れなかったから、
そのまま2人でフォークでつついた。
お行儀悪いね〜。
あーんって。
上手に、できてたよ。
素直に、言えなかったけど。
お前はどこまでも、オレの手をすり抜けて、
大人になってくね。
それを、寂しいと思わなくなったオレも、
きっと成長してるんだろう。
さゆ 「ずっと一緒にいてね、」
白 「・・・もちろん、」
もう、オレとあいつを勘違いしたりは、
してないだろ?
その屈託のない満面の笑みに、
いつも、
振り回されて。
それでも、
お前と一緒にいるって決めた。
オレもきっと、
普通じゃないね。
2人とも手に入れた。
2人が、選んだんだもん。
えんど