2番目協定
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
拓 「・・・スマホ、
返さなあかんな、」
ゆっくり、離れて。
つま先だけ、くっついたまま。
さゆ 「・・・うん、」
さっきまでの熱、
どこ行ってん。
すました顔で、
どこ見てんねん。
拓 「・・・はい、」
さゆさんのスマホ、差し出したら。
さゆ 「え⁈忘れたって、」
恐る恐る、受け取るさゆさんの、
手、
スマホごと握り締める。
拓 「ウソ。
うんって、
言ってくれたし。」
さゆ 「サイテーだ、」
サイテー?
そっちやん、サイテーなん。
でもあかんってわかっててん。
ここで繋がな、
この縁、切れてしまうって、
わかっててん。
拓 「・・・2番目にする
さゆさんの方がサイテーやん、」
言いながら、笑うと。
黙り込んで、おれを見上げる。
その顔、
めっちゃかわいい。
睨んでるつもり?
さゆ 「・・・・・・・・」
なんか、
言いたいなら言いなや。
拓 「・・・連絡先、交換しよ、」
さゆ 「やだ、」
拓 「まだそんなん言うん、」
さゆ 「・・・待って、」
そう言って、
バッグから取り出した紙に電話番号を書くさゆさん。
スマホ、あんのに。
なんて古風な。
拓 「・・・変なの、」
さゆ 「・・・じゃあいらない?」
拓 「・・・いる!
ちょーだい、
おれの、も、」
さゆ 「いらないよ、」
拓 「は?」
さゆ 「・・・待ってるだけでいい、
ルール、決めようよ、」
拓 「ルール?」
さゆ 「2番目ルール。」
拓 「にばん、め、ルール?」
さゆ 「簡単だよ、3つだけ。
わたしからは連絡しない。
会う時は現地集合現地解散、
お互いの家は行き来しない。
外では他人。」
拓 「・・・す、ごいルール、」
それ、
完全にさゆさんが2番目扱いやねんけど、
間違ってへんよな?
おれが2番目なだけで、
さゆさんはおれにとっては1番目、てか、唯一やねんけど。
意味、わかってる?
ああ、そっか。
それだけ純喜くんのこと、大事?
てか、絶対付き合ってへんやん。
何なんそのウソ。
全然、わかれへん。
