人質
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本当に一晩中連れ回されて。
いい大人が一体何やってんだか。
でもカラオケで生歌聞いたらやっぱり鳥肌だった。
さすがだね。
わたしも負けじと踊ってやったよ、無限大w
ホンモノのボーカルをバックに、
素人が踊る、
なんてシュールなカラオケ大会なんだ。
純喜に動画を撮られて、
スマホ復活したら送るわー、なんて言われて。
また思い出した。
スマホ、
どうしよう。
朝。
純喜はわざわざわたしを家まで送り届けてくれて。
瑠姫がいるかも、とか言いながら、2人でドアを開けたけどさすがに瑠姫さんはいなかった。
また遊ぼって、笑顔で。
スマホ復活したら、連絡ちょうだい?って。
明日仕事、頑張ってって。
少しずつ、
言葉を絞り出しながら、
その間ずっと、
向かい合って手を握るもんだから。
わたしの方が恥ずかしくなって。
早く帰りなって、玄関から追い出した。
結衣 「・・・お、か、え、り」
さゆ 「う、わ!!
もぉー!結衣ちゃん!!」
結衣 「んーふふ、
なーんか、いい雰囲気だね、」
さゆ 「そんなこと、ないよ、別に、フツー。
純喜って、
パーソナルスペースほんと狭いんだよ、」
結衣 「ふぅーん?」
さゆ 「それより!瑠姫さん来てたんじゃないの?」
結衣 「い、い、え、ウソでした〜」
さゆ 「サイテー!」
結衣 「でも、楽しかったんでしょ?
そんな顔してる、
昨日より、全然マシだよ」
さゆ 「結衣ちゃん、、、
ありがとう。」
結衣 「いーえ、
ほんとにダメな時は、
ちゃんと吐き出してよ?」
さゆ 「・・・うん、」
結衣 「さ、わたしも今日は休みだし、
何しよっかな〜」
さゆ 「結衣ちゃん!!」
結衣 「どしたの⁈びっ、くりしたぁ、」
さゆ 「・・・やっぱり、
無理だ、」
結衣 「へ?」
さゆ 「・・・聞いて、欲しい、」
結衣 「・・・もちろん。」