交差点
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どこかで、
見覚えが。
先生が来て。
結局画像診断してもらったら折れてて。
大事な軸足。
いったん入院することになった。
マネージャーさんが、
だからマンションと事務所の間の病院にしたんだよねー、なんて得意げに言いながら、帰って行ったけど。
病室に案内されて、
点滴を繋いでもらってたら、
気がついた。
似てる。
純喜くんの彼女に。
拓 「あの、」
さゆ 「はい、」
拓 「あー、
いつ頃退院できますか?」
純喜くんの、彼女ですよね?
ってセリフは飲み込んだ。
さゆ 「川西さんが思ってるより、
大変な骨折ですよ、
少し、長引くかもしれませんね、
お若いので、回復次第で
予定より早まることもありますが、」
拓 「ええ⁈そーなんですか⁈」
さゆ 「今は痛み止めを打ってるので、、、
整形の医師が来たら、
オペになると思います。
わたしからは詳しく言えませんので、
担当医師から説明させますね。」
拓 「まじかぁ、」
ツアー、
終わっててよかった。
んだけど。
韓国の方のステージに出るために、
大きめの会場でリハをしてたら、
ステージから落ちてしまって。
思ってもなかったから、受け身も取れず、
機材が色々置かれてあったから、余計悪かったのかもしれない。
さゆ 「わたしたちがちゃんとサポートしますから、」
最後にそう言って、出て行った看護婦さん。
終始真顔で、
純喜くんといた時とは、違うね。
気付いてないのかな?
おれも一応、JO1。
帽子を取って、マスクを取っても、ノーリアクション。
もしかしたら、純喜くん。
こういう仕事してるって、言ってへんのかな。
やっぱ言っとけばよかった、
彼女、かわいいやんって、純喜くんに。
今日は1日、ほんまバタバタで。
ツアー終わったと思ったら、次は韓国のステージ。
ありがたいことに、忙しいから。
でもこの分やと、
多分韓国のステージは無理やな。
はぁ。
ほんま、ツイてへんなぁ。
元カノのせいにするわけちゃうけど、
あの頃から、あんまツイてへんかった。
純喜くんは、どうやら彼女と付き合い始めて?
ずっと調子いいっぽいし、
関西でバラエティーのレギュラーももらったって今日言ってた。
おれは、
何してんねやろ。