交差点
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「さゆちゃん、急患、
対応してもらっていい?」
さゆ 「はい、」
「ごめんね、今日この時間、人足りなくて、」
さゆ 「いえ、全然、
じゃあ、救急行ってきます、」
「お願いね、」
都内の二次救急を担う、中核病院。
わたしの勤務先。
今は病棟勤務だけど、
最初に配属されたのが救急外来だったから。
こうして今もたまに、人手が少ない時に、ヘルプに行ったりしている。
さゆ 「お待たせしました、
こちら、へ、どうぞ、」
救急外来で。
外傷の患者さんとだけ聞いて、
迎え入れたら。
た、くみだ、
拓 「・・・すみません、夜遅く、
ちょっと、高い所から落ちてしまって、」
さゆ 「・・・・・・・・・・・」
拓 「看護婦さん?」
さゆ 「あ、いや、はい、あの、うん、
意識、はありますね。
高い所って、具体的にどれくらいですか?」
拓実だ、
拓実だ!!
メガネかけて、マスクしてるけど。
キャップからはみ出た、ピンクの髪。
声。
体付き。
ついでに、メガネかけててもわかる、
かわいい目。
拓実だ!
拓 「あー、えと、3メートル?ぐらい?
そんな、なかったかな」
マネ 「4メートルちょいだったみたい、
下に、機材があって、それで。
大丈夫か?」
拓 「はい、まぁ、痛いけど、」
マネ 「ちょっと事務所に電話してくるから、
治療してもらってて」
拓 「はい、すみません、こんな時に、」
痛てて、
と言いながら、
笑ってる、拓実。
スタッフさんらしき人が処置室を出たら、
その笑顔も消えて、
本当に痛そうだった。
さゆ 「足の他に変わったところはないですか?
頭や、お腹は?」
拓 「それは大丈夫やと思います、
ほんまに、足だけで、
頭もお腹も、打ってへんので、」
さゆ 「わかりました、
先生もうすぐ来ますから、
とりあえず、歩けないと思うので、
そのままでいてください。
まずはレントゲンか
CTになると思います。」
多分、折れてるよね。
不思議な方向、向いてるもん。
