交差点
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純 「あのさー、」
さゆ 「うん?」
溢れ出す。
悪い俺。
純 「・・・拓実、
カノジョおるからな、」
さゆ 「え⁈」
するよね、
牽制。
純 「せやから、
諦めて、」
さゆ 「なに、言ってんの、
諦めるも何も、
恋とは違うじゃん、
雲の上の話。」
純 「・・・そっか、
それやったら、
ええねん。」
恋とは、
違う、か。
ほんなら、ある意味拓実のJAMでよかってんや。
さゆ 「なにがいいのw
ほんっと、変だよね、」
純 「変なんは、さゆちゃんやけどな、」
その変なのが、
きっと好きやねん。
さゆ 「失礼かw」
純 「変やから、
困るねん。」
変やから。
気になって。
変やから。
安心して。
変やから。
きっと好きになってしもてん。
さゆ 「なんでw」
純 「・・・もーちょい、
してからやな、」
今はまだ、
友達の手前。
もう少し、
俺を意識してくれたら、
伝えようと思う。
さゆ 「あのさ、ほんっと、意味わかんないw」
純 「・・・覚えてる?
あの夜のこと。」
何も、
なかったあの夜のこと。
さゆ 「・・・ごめん、」
ぷw
ほんまに反省してるw
なんっか、
小動物やんな。
純 「なんで謝んねんw」
さゆ 「わたしが、ひどいことしたんでしょ、」
ほんま、おもろい。
信じる?フツー。
純 「ひどいこと、
ちゃうかったよ、」
ちゃんと言っとこうかな、
嘘やって。
結構、本気にしてるっぽいし。
さゆ 「え?」
目を真ん丸にして。
にこって笑って。
悲しげな、なんか耳でも垂れてそうな。
また、目を真ん丸にして。
表情が、コロコロ、あっちこっちして。
それが、かわいいと思うねん。
言いかけた、その時。
リビングのドアが向こうから開いて。
瑠 「純喜?
何やってんの、
早く入れよ、」
さゆ 「あ、ほんと。
すみません、
さ、どーぞ、
何もないけど。」
純 「あー、うん。
お邪魔します。」
言われへんかった。
また、いつでもええか。
この時、
言わへんくてよかった。
言ってたら多分。