交差点
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ツアー最終日。
東京公演で、
俺らが夢にまで見た、
初めての全国ツアーが終わる。
純 『やっと今日やな!
ほんっま気合い入れてがんばってくるし!』
さゆ 『わたしたちは日勤だから。
終わったら、音漏れ聞きに行こうかって、
言ってたんだけどね、』
純 『音漏れ聞かへんでもw
目の前で歌うのにw』
さゆ 『いや、拓実の声聞きたいし』
純 『出た!拓実!』
相変わらず。
俺のことは眼中にあらへんねん。
拓実、
拓実、
拓実。
純 『ま、ええわ!
今晩忘れんといてな?』
さゆ 『はーい、
結衣ちゃん、ほんと楽しみにしてて。
色々よろしくお願いします。』
純 『さゆちゃんは楽しみちゃうん?』
さゆ 『え?いや楽しみだよ、
うん、』
そろそろ言うで。
拓実彼女おるし、
諦めてって。
瑠 「・・・お前さ、
顔緩みすぎ、」
純 「へ⁈」
瑠 「気付いてないの?
めっちゃヘラヘラしてる」
純 「ええ⁈
そう⁈
まぁ、
しゃーない。
瑠姫もちゃうん?」
瑠 「わからなくもないけど、
まず目の前のライブ、
成功させないと、」
純 「もちろん!!
絶好調やねん!!」
最終日だというのに。
声の伸びも鮮やか。
振り付けもバッチリ。
サイコーの出来、やってん。