硝子の蓋
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結衣 「決まった?
いや、買いすぎでしょw」
さゆ 「え?そー?だいじょぶだいじょぶ!」
結衣 「飲みきれなかったら
帰りの荷物増えるんだよ?」
さゆ 「新幹線で飲む!w」
結衣 「ばかだw」
しこたま買い込んで。
コンビニを出て、2人、夜道を歩く。
地方の空は、大きくて、邪魔なものも少なくて。
わたしの地元も、
こんなだったなぁ。
さゆ 「結衣ちゃん?」
結衣 「ん?」
さゆ 「買いすぎたww」
結衣 「だから言ったじゃん!!」
持ってる腕が、うっ血し始めたからw
さゆ 「あははー!!
手、真っ赤になった!」
結衣 「ほんとばかw」
さゆ 「あー、今日がずっと続けばいいのにー!」
結衣 「しーずーかーに!もぉ!」
両手を挙げたら、缶ビールの入った袋が肩まで落ちてきて。
ゴンって、鈍い音が後頭部で。
痛いよねw
でもなーんにも、感じないの。
さゆ 「いたーい、空きれーい、きもちいー!」
結衣 「酔ってるw
早く帰ろ、見られたら恥ずかしいw」
さゆ 「あはは!
っえ、荷物、」
突然、
腕が解放されて。
袋の痕で、所々うっ血した腕が。
後ろを振り向くと、
また。
硝子の蓋。
ちゃんと閉めたのに。