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あかんよなって、
呟きながら、
近付く、唇に。
手、伸ばして、
だめだよって、
言おうとしたその時。
『さゆさん!!』
さゆ 「・・・その、声、」
純 「・・・チッ
邪魔やねんけど、」
舌打ちはやめなさい、舌打ちは。
拓 「ごめん、てか、離れて、」
走ってきた、拓実。
なんで、ここ、わかったの?
こんな、暗いとこで、
なんで、わたしって、わかるの?
なんなの、この2人、、、
さゆ 「な、んで、ここ、」
蓋が、
開く。
溢れる、
イチゴJAM。
しっかり、閉めたのに。
拓 「めっちゃ探した、
外出たら、
JAMの子らが、
純喜くん女の子とおったって、騒いでて、」
純 「見つけんなやー、、、」
拓 「ちょっと離れて、」
純喜の肩、
ぐいって引っ張って。
わたしから、引き剥がす。
その手でもう、
思い出す、
意外と逞しい、
拓実の全部。
さゆ 「・・・か、えるね、」
思い出したら、
だめ。
強火、溢れるから。
拓 「ちょ、待って?
なに?あれ、ヨントン、
アホなん?」
さゆ 「・・・アホだもん、
放っといてよ、」
純 「なに?ヨントン、」
拓 「この人、ヨントンに現れてん。
意味わかれへんかった、
消えたくせに、」
さゆ 「気付く方がおかしいよ、あれで、」
拓 「てか、なに?それ、どしたん、髪、」
さゆ 「っひゃ、あ!」
2人とも、
言うより先に、触るの、
どーにかしてよ、
拓 「・・・首、丸出しやん、」
さゆ 「急に触んないで!」
拓 「・・・髪、もったいな、
サラサラやってんに、」
純 「俺は好きやで、ショートも。」
さゆ 「も、やめて、
なにこの状況、」
拓 「逃げんなって、
なんですぐ、逃げんねん、
ほんま、会いたかった、」
辛そうな顔で、
力強く、
抱きしめられて。
今度は、
拓実の香り、
やっぱり、痩せたね?
さゆ 「・・・ちゃんと食べてる?」
拓 「味せーへんもん、」
純 「ちょ、離れて、
誰がそんなん許可したん、」
拓 「なんで純喜くんの許可いるん、」
さゆ 「何で揉めてんのw」
拓 「笑った、
やば、ばっりかわいい、」
純 「俺にはめっちゃ笑ってくれるけどな、」
拓 「おれは全部見てるし、
笑ってんのも、泣いてんのも、」
さゆ 「だから何で揉めてんのw」
