開封
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
純 「拓実、
調子悪い?」
水、差し出してくれて。
久々に、まともに純喜くんと話すかも。
拓 「・・・あ、純喜くん、
ごめん、ほんま、迷惑かけて、
本番はちゃんとするから、」
情けない。
どうにもこうにも、あかんねん。
最終公演、
東京ドーム。
どれほど夢見てきたことか。
今回は簡単。
さゆさんおらんなっただけで、
おれ、だめになった。
アホやん、
せやから、フラれるんやん。
純 「・・・リハででけへんのに、
本番でできるかい」
ストレートな言葉に、
心底、申し訳なくなる。
普段こんな言い方、せーへん人が。
拓 「ごめんなさい、」
純 「・・・拓実、俺、
謝りたいねん、」
拓 「へ?」
純 「・・・俺がさゆちゃんに、
拓実、カノジョおるよって言わへんかったら、
こんななってへんかった、」
座り込むおれの方を見ることもせず、
立ったまま遠くを見て、
静かに話すから。
拓 「・・・そ、んなん、
おれのせいやん、」
純 「・・・結構、ひどいこと言ってん。
ウソも、ついたし、」
拓 「おれだって、ウソ、ついてたよ、
さゆさんも、ウソついてた、
それでおあいこやん、」
せやから、
言葉足りひんかったんやん。
ちゃんと足りてたら。
違う今、あったかもしれへん。
純 「ちゃうねん、
俺、わかっててん、
拓実に負けてるって。
わかってて、イジワルしてん。」
拓 「・・・駆け引きやん、
しゃーない、
多分みんな、惚れるもん、あんな人。」
純 「・・・はは、
そっか、そーやんな。
ほんま、
好きやねん、
けど、」
そう言って、
下に視線を落とした純喜くん。
こんなん、この人ほんま珍しい。
拓 「・・・うん、
わかるよ、」
純 「・・・さゆちゃん、
俺と寝たって、言ってた?」
拓 「なに⁈いきなり!」
そーいや、
したとも、してへんとも、言わへんかった。
純 「・・・ごめん、
それもウソやねん。
さゆちゃん酔ってて、
全部忘れてて。
俺と寝たって、ウソついたら信じてん。」
拓 「・・・はぁ⁈
ほんっまあの人!!アホちゃう⁈
さすがにしたかしてないかぐらい、
わかるやろ!
てかどんだけ酒好きやねんw
なんぼほど酔っ払ったら気ーすむんやw」
酔っ払ったさゆさん、
ほんまかわいいねん。
純 「ほんまな!それやねん!
信じる⁈普通。
そう、思うねんけど、」
拓 「・・・信じんねん、あの人は、」
純 「そーゆーとこも、
好きやねん、」
拓 「・・・おれの方が好きやし、」
純 「アホちゃう?俺の方が好きやし、」
拓 「純喜くん変態やもん、
あの噛み跡、引いてんけどw」
純 「お前が趣味悪いとこに変な跡
付けとったからやろ!」
拓 「むかつくから上からまた噛んどいた」
純 「間接キスかw」
目、合った。
やっと。
しゃーないやん。
あの人、
1人しかおれへんもん。
1人しか、おれへんくて。
その1人を、2人が好きになってもーたんやもん。
