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見つかったよね、
写真撮ってた人もいた?
だめだ、また、わたし。
迷惑、かけてる。
来なきゃ、
こんなことにならなかったのに。
なんで、
なんで。
わたしを見つけるの。
後ろ姿なんて、
もう、
前のわたしじゃなかったでしょ?
いつも緩めのスタイルも、
今日はスキニーでボーイッシュ。
どうやって、
わたしを見つけ出したの。
そういうところ、
そういうところだよ。
いつもわたしが辛い時、
気がつくとそばにいてくれたね。
そんな、
純喜だからこそ、
幸せになって欲しい、
そう、
思うのに。
さゆ 「・・・もう、会わないって、決めたのに」
純 「勝手に決めんな」
さゆ 「・・・わたし、迷惑ばっかり、」
純 「せやから、勝手に決めんなって!
誰が迷惑って言うたん、」
さゆ 「純喜、
いたいよ、」
ぎゅっと、
包み込まれて。
思い出すのは、
この、
匂いじゃない。
なのに、
熱くて。
もう、
純喜の熱さ、
ちゃんと忘れられたと、
思ったのに。
純 「・・・ほんまの、ほんまかどうか、
確認してんねん、
すーぐ、おらへんなるから、
その割には、足遅いみたいやねんけど、」
さゆ 「純喜が速すぎるんだよ、」
純 「・・・ほんま、
かわいい、ぜんぶ、
好き、
好きやねん、」
ぺたぺた、
あっちもこっちも、
触って。
確認中?
生きてるよ、わたし。
さゆ 「じゅんき、、、」
わたしのことなんて。
忘れてると思ってた。
忘れるうちにも、入らないような、
貧相な出来事だったんだろうと、
思ってたのに。
まだ、こんなこと、言うなんて、
純 「聞いて、
好きやから、
言うねん。
ほんまは、
言いたく、あれへんけど。」
さゆ 「・・・?」
なにを?
そう、
言おうと思ったら。
抱きしめてた腕から、
わたしを解放して、
久々に、
目が合った。
なんで、
そんな、
悲しそうに、
笑うの?
純 「・・・さゆちゃん、
全部、
俺のせいや、」
さゆ 「・・・え?」
純 「俺の、せい、
さゆちゃん、
しんどかったん、
俺のせい、」
さゆ 「・・・むしろ、
助けてくれてた気が、するけど、」
だらんと降りたわたしの両手を捕まえて、
純喜は小さく、謝った。
