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あれから。
半年以上が経った。
もう、あのライブの日から、1年。
また次のライブを、迎えようとしている。
ヨントンの後、髪をバッサリ切ったら案外気に入って。
それからずっと、ショートカット。
きっともう、
気付かれないね。
結衣ちゃんと、
また2人で暮らそうって話も進んで、
物件も決まった。
さゆ 「え、瑠姫さん来るの⁈」
結衣 「なんか、お祝いだってw」
さゆ 「なにそれw」
結衣 「ね、てか、荷物片付いてないしw」
さゆ 「また増えたもんね〜」
結局。
4年も追いかけてきて、
そんな簡単に、
JAM、やめられるはずがなかった。
あの時いったんサヨナラしたコたちは、
いなくなったけど。
その後出たCDやDVDは、
またアホみたいに買っちゃったんだよ。
だめだねー。
でも、いいんだ。
ただのJAMが、楽しいから。
瑠 「引越しおつかれ、
遅くにごめんね?
え⁈髪!!」
さゆ 「あ、やっぱり?w
短すぎたかな?
全然、わたしたちそもそも、
遅いとか早いとか、
そういう世界にいないからヘーキw」
瑠 「似合ってるけど、ビックリしたわ、」
結衣 「それより、
手伝ってくれるってことだよね?w」
さゆ 「男手欲しかったとこ〜w」
瑠 「いい部屋じゃん〜、
入り浸りそうw」
結衣 「やめてw
瑠姫も引越しするんだよね?」
瑠 「そーそー、ライブ終わったらね、
次はどこに飛ばされるやらw」
さゆ 「あはは!
また虫いっぱい出たらどーする?」
瑠 「それだけはマジで勘弁なんだってぇ、」
結衣 「情けなーい」
さゆ 「それもカワイイって昔は言ってたのにw」
瑠 「なんだよそれw
あ、そーいや、はい、お祝い」
さゆ 「え?わたしに?」
瑠 「うん、まぁー、あれだね、
ごめん、何て言って渡すか考えてなかったw」
さゆ 「ありがとう〜、
なんだろ、なんか、硬い?
こ、れ、」
瑠 「・・・“R”はね、
蓮くんの、“R”だよ、
おもしろかったから、
訂正しなかったけど、」
さゆ 「・・・な、んで、」
瑠 「蓮くんが趣味で作って、
失敗したやつ、もらったんだって、」
さゆ 「・・・そ、おなんだ、」
瑠 「お祝いに、ならない?」
さゆ 「・・・ならないよ、
ならない、
ごめんけど、
返しといて、」
もう、
忘れたのに。
忘れようと、
がんばったのに。
忘れられるはずが、なくて。
未だに強火のイチゴJAM、ばかだね、わたし。
もう、
2度と、
交わることはない、
交差点。
