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初めて、強い目で。
訴えるから。
おれの中の、?は、
消えへんのに。
拓 「な、んで、」
背中向けて、
フツーに、
部屋、
入ってくから。
ここで、
フツーは、
帰るやん。
でも、
どうしても、
諦められへんくて。
拓 「・・・さゆ、」
勝手に上がり込んで、
ドアの向こう、
声、かけたら。
さゆ 「呼び捨てやめて!
ほんとに、しつこいって!
無理だから!
帰って!」
めっちゃ、怒ってて。
でもそれも、
かわいいとか、
思ってまう、
おれ、
多分、
重症。
拓 「・・・泣いてる、やろ、」
声、
震えてるもん。
さゆ 「泣くわけないじゃん、
ほんと、早く出てって、
ガチで警察呼ぶよ、」
拓 「・・・呼んだら?
おれ、無理、
さゆさんしか、
考えられへんもん、」
静かに、
なって、
拓 「開けるよ?」
さゆ 「絶対だめ!
開けたら、
知らないよ⁈
もう一生、
会うこともないから!」
今、
開けても、
一生、
会われへんくて。
開けへんかっても、
一生、
会われへんのやったら。
そう、
思った。
さゆ 「バカだね、
もう、全部、終わり、」
拓 「え、?」
玄関から、
1番近い、
ドアの先。
まさかと、
思うやん。
さゆ 「全部、
終わり。
早く、
帰ってよ、」
おれ、
ばっかりやん。
拓 「・・・知って、たん?
おれの、こと、」
さゆ 「・・・当たり前じゃん、
それも、ケッコー、強火担だし、」
この間の、
ツアーのグッズも、
めっちゃ初期の、
DVDまで。
CDなんか、
壁一面。
何枚、
あんの?
拓 「・・・じゃあ、
純喜くんは、」
おれは、
おれを、
ゲーノージンって、
知らへん人としか、
恋、
せーへんって、
さゆ 「その、ツアーの時、出会ったんだよ、
ほら、そこに飾ってる、
拓実のキメ顔、
プリントしたTシャツ着てったら、
わたしのこと、気になったんだって、
バカでしょ、」
拓 「・・・ほ、んまに、?
病院で、フツーやったやん、」