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居ても立っても居られなくなった。
気がついたら、
家、
飛び出してて。
ずっと前、
純喜くんと出てきたマンション、
探し回った。
近くにコンビニあったから、
なんとか、覚えてて。
待ってたら、いつか出会えるやろって、
おれ、ストーカーなん?
なんで、逃げんねん。
話くらい、
さしてや!
とにかく逃げる、さゆさん追いかけて。
やっとエレベーターで、
2人になったから。
拓 「・・・なんで逃げんの。」
さゆ 「言ったじゃん、
もう、やめよって、
そっちだって、どうせ、
遊びでしょ、」
拓 「やから!
なんでやねん!
遊び、ちゃうよ!
ほんまに、好きやねん、」
さゆ 「何人、ほんまに好きなの、
ウケるんだけど、
ここ、日本だよ、」
拓 「は⁈
意味わかれへん、」
気がついたら、
エレベーターの角に、追い詰めてて。
震える、さゆさん。
怖がらせたいわけ、ちゃうし。
さゆ 「・・・本命の、彼女が泣くよ、」
そう、言い残して、止まったエレベーターを飛び出したから。
また、追いかける。
なんの話やねん、
何やねん、本命って!!
拓 「逃げんなって!」
1番、奥のドアに、吸い込まれてった、さゆさん。
あかんって、わかってるけど。
ドアに足、入れて。
無理矢理、押し入った。
いよいよ、ケーサツ呼ばれんちゃう?
でも。
でも!!
さゆ 「や、めて!!
人呼ぶよ!!」
ドアの鍵、後ろ手で閉めて。
初めてのさゆさんち、
こんな形で訪れたく、なかったやん。
拓 「・・・ほんま、
落ち着いて、話だけでも、さしてよ、」
さゆ 「・・・今さら、なに、
話すの、」
拓 「なんなん、ほんま、
なんにも、話してへんやん、
なんで、急に?
おれ、何した?」
さゆ 「何したって、
そっちこそ!!
わたしが、だめだったんでしょ?
なんか、おかしかったんでしょ、
エッチしたら、
機嫌悪くなったじゃん、」
え、っちって、
アホか!!
くっそよかったわ!!
もっとしたいの、我慢したん、知らんくせに!!
拓 「・・・はぁ⁈
そ、んなわけ、ないやん!!
アホちゃう⁈」
さゆ 「新幹線、ひと言もしゃべらなかった、」
拓 「魔性とか、わけわからんこと言うからやん!!
どっちがやねん!って、
そっちやん、魔性!
全部、よくて、、、
おれだけ?
全部、ほんま、好き、」
少しずつ、
距離、詰めたら。
さゆさん、玄関で躓いた。