独占欲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
わたしこそ。
サイテーなことしてるのに。
拓実に、本気にならないようにするためとか。
拓実が、わたしを2番目にした仕返しにとか。
拓実と、繋がってるカモフラージュにとか。
全部、
全部、
拓実のことばっかりなのに。
そこに、巻き込んだだけなのに。
こんなに、いい人を。
なのに。
なのに。
なんだ、
お情けでわたしと付き合ってくれたんだって、
思ったら。
それはもっとつらくて。
わかったことは、
ただ一つ。
とにかくわたしが、
最悪な人間だってことだ。
ほんとは、
拓実しか見えてないのに。
純喜には、
好かれていたかったなんて。
サイッテーだ。
こんな人間は、
最低だ。
なんだ、
悪いヤツじゃん、ちゃんと。
悪いヤツに、
なりきれてるじゃん。
純 「それはちゃうやん!!
それは、ちゃうよ、
ほんまに、好きになってしもてん、、、」
遠くで、響く声。
必死で、弁解してくれてるけど。
聞こえないよね。
簡単な話だった。
ただ、わたしがサイテーなだけ。
さゆ 「・・・ごめん、
やっぱり、やめよ、
付き合うの。」
純 「ちゃうって、ほんまに。
ちゃうんやって!
出会った時から、さゆちゃんや!って、
思ってた、
やから、あんな強引に、引っ張ったんやん、」
さゆ 「そ、か、
それは、嬉しい、でも、
純喜、優しいからね、
勘違いしてるよ。」
純 「ちゃうって、ほんま、
信じて、」
さゆ 「信じて、って、
何度も言われたよ、
信じたけど。
信じてたけど。
全部、ウソだったじゃん、」
純 「・・・ごめん、
でもそれは俺ちゃうやん。
俺はほんまに全部、さゆちゃんのやで、」
(なまえ) 「・・・・・・・・・」
純 「・・・さゆちゃん、
見ててよ、俺を、
信じられるように、
してみせるから、」
見ててよ、
って、
拓実も言ってたな。
でも、
拓実も本命がいるのに、
わたしに簡単に好きって言ったよ?
わかんないや。
好きって、何?
1人じゃないの?
ここ、日本だよね?
好きって、
なに。
見ててよ、
か。
2人揃って。
なんだ、
なんだ。
言葉ってこんな、
軽いんだっけ?
こんなに簡単に、
傷付けたり、傷付けられたりするのに。
こんなにも、
軽い。
こんなにも、
重い。
