独占欲
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後ろから、
さゆちゃんの手、支えて。
気付いた。
さゆちゃんこれ、
キスマーク、、、?
まじか、
あかん、
ほんまに。
無理や。
純 「驚かして、ごめん。
けど、本気やねん。」
さゆ 「じゅ、んき、」
この体勢。
フルに有効活用すんねん。
後ろからそのまま抱きしめて。
耳元で囁く。
純 「付き合って、俺と。」
さゆ 「・・・な、んでわたし、」
震えてる、さゆちゃんの手、握って。
水道、止めとく。
邪魔されたら、あかんし。
純 「わかってたやん、
最初から。
一目見た時から、惹かれてたし。
話せば話すほど、
さゆちゃんしかおれへんって、
思うねん。」
さゆ 「でも、」
純 「わかってるよ、
拓実やろ、」
さゆ 「え⁈」
何をそんなに、驚いてんの。
振り向いたさゆちゃんの顔、近すぎて。
拓実のファンって、知ってるよって、
言っただけやん。
ん?
そうやん、
この香水、
拓実と一緒、
拓実どっかで言うてんかな、使ってる香水の銘柄。
それで、さゆちゃんも愛用してるとか?
純 「俺やなくて、拓実のファンってのは、
わかってるよ、
でも俺にせーへん?」
さゆ 「あ、な、んだ、」
なんだって、
何やねん。
何をそんなに、
動揺してんの。
純 「・・・この匂い、拓実と一緒。」
さゆ 「え⁈」
純 「さすがファンやな、
どっかで言うたんかな?使ってる香水。
同じの使ってるんやろ?」
さゆ 「え、あ、うん、えっと、あの、」
純 「・・・なんでそんななってんのw」
ほんと今日は一段と様子がおかしい。
そーゆーとこも、好きやねんけど。
純 「急がへんから、
真剣に考えて欲しい、」
さゆ 「・・・う、うん、」
そのキスマーク、
どーしてんって、
聞きたかったけど。
聞きたかったけど。
“さゆ、あんまり男運よくなくて”
変なヤツに、捕まる前に。
俺が守るよ。
