無知の知
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さゆ「お邪魔します、、」
拓 「・・・おまっ、」
よく、見たら。
濡れて、制服が透けてて。
さゆ「???」
なに?みたいな目で、見上げた顔が、
かわいい、なんて。
おれ、
なに?
どういう、感情?
拓 「先、風呂、
あ、風呂はだめだっけか、えっと、タオル、
えーと、着替え?あー、」
さゆ「ふっw
先輩、ヘンなのw」
拓 「ああ⁈」
さゆ「慌てた先輩、初めて見た、」
そう言って、
笑った顔が。
これか、
おれが、逃げてた理由は。
“好き”だなんて、
気付きたくなかったからだ。
気付かないフリ、して。
全部、なかったことに、しようとしたのに。
結局、これかよ。
女は、悪いヤツ、
女、は。
こいつは、?
拓 「・・・・・・・・」
さゆ「せっ、んぱい、?」
気がついたら。
抱き寄せてて。
気がついたら。
抱きしめてて。
玄関で、なに、やってんだって、
風邪でも、引かせたら、
拓 「・・・ごめん、
制服、透けてたから。
とりあえず、着替え、持ってくる、」
さゆ「えっ⁈あ、!」
無防備、なんだよな。
無防備なのに、
大胆で、
大胆なのに、
気が弱くて、
気が弱いから、
考えすぎる。
全部、
全部に惹かれてるって、
いい加減認めればいいものを。
“女は悪いヤツ”
おれを縛る呪いは、
一生解けない。