桜の季節
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莉乃 「で、さゆちゃん、
どーなったの?
昨日、イケメンの先輩来てたじゃん?」
さゆ 「あ、いやー、
あれは、、」
莉乃 「転校生なんだって!
2年生!
川西先輩が全くしゃべらないイケメン、
佐藤先輩がおしゃべりなイケメン、
対照的で大人気らしいよ!!」
さゆ 「あ、はは、、、」
でしょうね。
わたしはそのお兄ちゃんの社交性が嫌いなの、、、
莉乃 「で⁈どーなの⁈」
汐 「お前らうるせーよ、」
さゆ 「え⁈あ、ごめんなさい!」
隣から、
まるで助け舟のように飛んできた、声。
莉乃 「ごめんなさーい、
さゆちゃん私、席戻るね」
さゆ 「うん、」
助けてくれたわけじゃないって、
わかってるけど。
嘘もつきたくないし、
かと言ってお兄ちゃんって言いたくもないから、
ありがたかった。
さゆ 「つ、つるぼーくん、」
汐 「あ?」
さゆ 「ありがとう、、、」
汐 「・・・ほんまにうるさかっただけやし、」
さゆ 「でも、
ありがとう、」
汐 「・・・フツーにしゃべれんねやん、
ビビってへんと
これからはフツーにしゃべりや?」
さゆ 「え?
う、うん、
ありがとう、」
汐 「おう、」
新しい、発見。
隣の席の、かわいい名前の大きい男の子は。
透き通った声で、
関西弁を話す、
実はそんなに、恐くない男の子って、
発見。
笑うと、
かわいいんだね。