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拓 「何食べたい?」
さゆ 「え?いや、帰るって、」
拓 「おれが腹減ったの、
付き合え、」
さゆ 「・・・ジャイアン、」
拓 「なに?」
さゆ 「いえ、なんでも、」
拓 「何食べよっかな〜」
何食べよっかな〜
じゃないよ。
ずっる。
また、
わたしの右手、
捕まえて。
先輩の左手に、
吸い込まれた。
拓 「お前って、何が好きなの?」
さゆ 「ええ⁈
なにが、すきって、」
拓 「女は、好きだもんな、
ムダにオシャレなカフェとか、」
さゆ 「・・・わたし、コーヒー飲めないし。
カフェはあんまり、行かないよ、」
“女は”好きだもんな、か。
もしかして、
元カノがそうだったんじゃないの?って。
すみませんね、
わたし、コーヒー飲めないもので。
カフェは行かないんだよ!!
拓 「じゃあ、何食べたい?」
さゆ 「・・・お腹空いてないよ、
先輩1人で食べたらいいじゃん、」
拓 「お前、なに?
かわいくねーな、」
さゆ 「・・・知ってるよ、」
かわいくない、なんて。
そんなの、
重々承知です。
そんなわたしに、
いちいち突っかかってくるんじゃん、そっちが!!
元カノを想像させるようなセリフも、
わたしをディスる言葉も。
もうお腹いっぱいなんだけど?
かわいくないから、一緒にいられるんじゃないの⁈
女嫌いなんだから!!
さゆ 「まめちゃんに会いたい、、、」
癒されたい、、、
まめちゃんみたいに、
わたしへの愛でいっぱいな相手と、
時間を過ごしたい、。
拓 「帰る?」
さゆ 「うん、、」
やっと、
解放される。
やっと、
わたしの願いは叶えられる。
さゆ 「・・・帰るって、
先輩のおうちのことじゃないんだけど、」
拓 「え?そうだったの?
マメと遊びたいって言ったから、てっきり、
ま、入れば、」
多分だけど、
先輩って、
天然⁈
解放されないのは何⁈