桜の季節
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学校帰り。
いつものように、
わたしのトモダチ、フレブルちゃんとのふれあい。
もちろん、周囲を警戒し、
あいつがいないことを確認してから。
さゆ 「今日は大変だったんだよ、
あいつに話しかけられたせいで、
たくさん女の子がやってきてね、
ついでに昼休みにお兄ちゃんが来たせいで、
またたくさん女の子がやってきてね?
はぁ、、、
静かに暮らしたい、、、」
“わん!”
さゆ 「キミはいいねぇ、幸せそうで。
わたしにもこうして幸せ、
分けてくれるんだから、いい子だね♡」
よーしよし!
って、柵の隙間から手を伸ばして、
ナデナデ、してたら。
ペロペロ、してくれて。
ほんっっっとーにかわいい!!
さゆ 「わたしを慰めてくれてるんだね、」
2度と、
嫌なんだよ。
あんな、毎日。
中学時代のイジメはなかなか、すごかった。
友達になろうって、
言ってくれた子はみんな、
わたしじゃなくて、
お兄ちゃんを見てた。
やたら家に来たがったし、
家に来たと思ったら、
お兄ちゃんの物を盗んだり。
お兄ちゃんに紹介しなかっただけで
次の日からシカトだったり。
最後には、
普通にイジメられてた。
上履きは何度もなくなったし、
制服を切られたこともあった。
わたしと話すどころか、
目が合う子もいなかった。
上級生から、最初はチヤホヤしてもらったけど。
お兄ちゃんにフラれると、結局シカト。
思い出すだけで、
涙がじんわり、、、
伸ばした手を、
ペロペロ、舐めてくれる、フレブルちゃん。
慰めて、くれてるんだね。
なんて、浸ってたら。
拓 「・・・またお前かよ、」
さゆ 「うわ!!出た!!」
拓 「訂正したか?
ストーカーはおれじゃなくてお前って、」
さゆ 「してません、」
拓 「・・・何泣いてんの、」
さゆ 「こっ、これは!
花粉症、」
拓 「・・・ふーん、
さっさと帰れよ、ストーカー。」
ほんっっっと、
むかつく!!
何様⁈
相変わらず、
あいつが玄関へ近づくと、
こんなにかわいいフレブルちゃんが、
鬼の形相で吠える吠える。
やっぱり動物にはわかるんだね、
人の本質がw
なんてね。