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さゆ 「先輩ってほんと変なの。
喉渇いたんでしょ?
コンビニでも寄る?」
拓 「コンビニって、」
そういう、格好?
まぁ、今回は顔、だけど。
したら女って色々ウロウロしたいもんじゃねーの?
やたらくっつきたがって、
見せびらかすように、歩きたいんじゃねーの?
なんでお前は、
3歩斜め後ろで、
他人距離なのか、。
おれにはよく、わかんないんだよ。
さゆ 「先輩、
あと、そろそろ手、離してほしい、」
拓 「手、?」
いつのまに、
こんなに普通に、女に触れるようになったのか、
全部おれには、
よく、わかんないんだよ、。
お前はいったい、
何なんだよ、、、
さゆ 「先輩?」
拓 「うわ!近いって!」
さゆ 「はぁ?
先輩が先にわたしを引っ張ったくせに、」
下から、
覗き込むように見上げる姿が、
ちゃんと女に見えて。
女は悪いやつ、
女はみんな、悪いやつ、
なのに。
どうしてもかわいく見えるのが、意味不明で。
頭の中、ぐちゃぐちゃなんだけど?
さゆ 「飲み物、買ってこようか?
喉、渇いたからご機嫌ナナメなんでしょ?」
拓 「はぁ?」
喉が渇いたから、
ご機嫌ナナメなのか?おれは。
ちがうだろ、
突然、
お前が女になるから、
突然?
突然、、、
いつから、
女に見えてた?
おれは何に、ご機嫌ナナメなんだよ、。
さゆ 「こっわ、
そんなに怒る?」
拓 「ちげーよ、
怒ってるわけじゃ、ねーって、」
さゆ 「じゃあなにこの眉間のシワは!」
そう言って、
背伸びをしておれの眉間に細い人差し指を押し込んで。
頬を膨らませる、
その表情も、
なぜか、
かわいいって、思ったんだよ、。
拓 「やめろ!」
さゆ 「ご、ごめん、」
拓 「・・・・・・・・」
さゆ 「・・・か、えろ?
もう、用もないし、」
また、
目が合わなくなって。
もしかしておれはそれが、
気に食わないのか?