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さゆ 「・・・わ、あ、
すごい、わたしじゃ、ないみたい、」
「かるーくだけど、全然雰囲気、違うでしょ?」
そう言って、
魔法のブラシをたくさん持ったお母さまが微笑むと。
わたしも、笑顔になって。
他のBAさんも、拍手してくれて、
照れ臭くて、。
メイクの力って、
こんなにすごいんだ、。
もちろん、顔が違うのもそうなんだけど。
それより何より、
テンションとか、気持ちとか、
色々、上向きになった気がするのがすごい。
「どう?拓実、
一段とかわいくなった彼女は、」
さゆ 「彼女じゃないです!!」
拓 「・・・まぁ、いんじゃね?」
さゆ 「否定してよ!!
彼女じゃないです!!」
「あら、そうなの?
私はさゆちゃんが彼女だったら
嬉しいんだけどなぁ、」
拓 「うるせーな、」
さゆ 「・・・・・・・・・」
お母さま、。
それ以上わたしのハートを抉らないでください、、
彼女、なんて、夢のまた夢、だし。
それは先輩が1番、嫌いな存在なんです。
さゆ 「・・・へへ、楽しくて、
先輩の存在、忘れてた、
結構待たせたよね?
先帰っててよかったのに、」
拓 「別に、
行くぞ、」
さゆ 「ええ⁈」
「あらあら、気をつけてね〜!」
さゆ 「あ、ありがとうございました!
先輩、速いよ!」
拓 「・・・・・・・・・・」
待たせたもんね、
怒ったかな?
手首を掴まれて、
疎な人波をかき分け、ずんずん進んで行く先輩。
さゆ 「どこ行くの?」
拓 「どこ行きたい?」
さゆ 「え?」
拓 「どこ行きたいのか聞いてんの、」
さゆ 「ええ?
どこって、」
拓 「喉渇いたな、」
さゆ 「え?う、うん、」
振り返りもせず、
進む先輩と。
掴まれた手首が、
気になって気になって、
気が気じゃない、わたしと。
2人とも、制服で、
こんな所では浮いてるんだよ、。
だから、早く出たいのかな?