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莉乃 「ええ⁈
それで、先輩と友達になったの⁈」
さゆ 「うん、
と、もだち?やってみよっかなって。」
莉乃 「ほんっと不思議だねぇ、?」
さゆ 「そうかな?やっぱり?」
色々、端折って。
話してはみたけど。
結局1番肝心な、
“好き”になっちゃったかもしれない、
というところは、言えないまま。
そりゃ、そうだよね、。
まず、
自分がそれを認めたくないんだから。
それに、
“お前、おれのこと、好きになんないだろ?”
忘れちゃ、
いけないから。
好きになったら、
もしそれがバレたら。
先輩との関係は、
終わりだから。
さゆ 「そういえば、
莉乃ちゃんも話したいことがあるって、」
莉乃 「・・・あー、うん、
うん、ある。」
珍しく、黙り込んだ莉乃ちゃん。
何か、あったのかな。
女友達、
ちゃんといたことがないから。
聞きたいけど、
聞いていいのかが、わからない。
さゆ 「・・・話したいこと、」
莉乃 「・・・さゆちゃん、」
さゆ 「うん?」
莉乃 「・・・私、
好きな人ができた、」
さゆ 「うん⁈」
莉乃 「・・・さゆちゃんも、
知ってる人、。」
先輩じゃ、
ないよね⁈
って、
人の心をどうにかしようなんて、
考えること自体がおかしいんだから。
先輩だったとしても、
受け止めなきゃいけないのに。
わたしって、
性格悪いのかな、なんて。
ずっと頭の中を、
先輩じゃありませんように、
先輩じゃありませんようにって、
ぐるぐる、してるんだよ、。
さゆ 「わ、たしも、
知ってる、人か、」
莉乃 「・・・うん、
もしかしたら、
仲良いのかもしれない、」
仲、いいのか、、、
先輩じゃありませんように、
先輩じゃ、ありませんように、、、