夢、破れたり
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あれから無言で帰って。
まめちゃんとバイバイしたら、
無言で帰宅。
距離感バカ男でマメ男から、
“ちゃんと着いてるか?”って、
メッセージが飛んできたけど、
もちろん無視だよ、
ばーか。
トーク画面には、
先輩からのメッセージだけが、
積もっていく。
わたしは一度も、
返信はしていない。
先輩のこととか、
明日の地獄の予想とか。
いろいろ、
考えてたら眠れなくて。
景 「さゆ?
まだ起きてるの、」
さゆ 「・・・お兄ちゃん、」
水を飲もうとキッチンへ行ったら、
お兄ちゃんまで出て来た。
景 「・・・あれ、何だったの?
全校集会の、
川西と、」
さゆ 「・・・はぁ、
また?
もう、なんでもないってば、」
景 「なぁ、
川西はダメだって、絶対、」
さゆ 「・・・うるさいな、」
景 「さゆ、」
さゆ 「うるさいってば!!
なんでもないよほんとに!!
先輩にとってわたしは
小学生みたいなものだから!!」
なんなの!
お兄ちゃんのせいで!
お兄ちゃんの、せいで。
わたしが小学生だってこと、
また、
自覚しちゃったじゃん、。
川西はダメだって、
その理由は?
お兄ちゃん、先輩と仲良くないでしょ?
何を見て、そう言うの?
わかってる、
わかってるよ、
恋なんかしない、
“好き”になんか、ならないってば!