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拓 「マジで、
焦ったから、」
さゆ 「なんで焦るのw」
拓 「イケメン嫌いって啖呵切っといて、
カレシはイケメンなのかよって、」
さゆ 「あはは、
イケメンを嫌いになった原因が、
お兄ちゃんだからね、
あ、先輩!
ちょ、本鈴鳴ってる!」
拓 「も、いーよ、
お前も座れば?」
さゆ 「ええ、?
サボリじゃん、、」
あまりに自然で、
忘れてた。
わたしの手、
握られたままなの、
ぐいって、力強く引っ張られて。
拓 「おれ結構中庭好き、
たまにこうして、サボったりするよ、
人も来ないし、」
横にちょこんと座ったら、
そう言って、わたしを見て笑うから。
やっぱり、
こんなイケメンで、素がこんなふうなら、
先輩に原因が、
あるよねって思っちゃう。
イケメン嫌いなわたしでも、
好きに、なっちゃいそうだもん、、、
さゆ 「いいね、静かで、」
拓 「・・・聞いていい?
お前と佐藤、名字違くね?」
さゆ 「ああ、うん、
お父さん、違うから、」
拓 「ふーん、なるほど、」
さゆ 「それだけ?
もっとなんか、ほら、なんで?とか
今は?とか、なんかいっぱい、ないの?」
拓 「なんだよそれw
ねーよw
完全体だったけど、理由w
それ以上なくね?」
さゆ 「・・・変なの、
先輩は、
変なイケメンだ、」
拓 「うるせーw
お前も言いづらいこと言ったし、
おれも言おうかな、」
さゆ 「また?w
なんでいつもそうなのw
前もそうだった、」
拓 「気持ち悪いだろ?
おれはお前のこと、知ってんのに。
お前はおれのこと、知らないなんて、
おれはそれが気持ち悪いから
誰とも仲良くならないって決めたんだよ、」
さゆ 「・・・そっか、
そーだった、
先輩の原点、そこだった、」
周りがキャーキャー騒いで、
騒いでる人たちのこと、
先輩は名前すら知らないんだもんね、
それは確かに、気持ち悪いや。