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拓 「・・・あのさ、
言っとくけど、
おれ、みんなにこんなんじゃないから、」
さゆ 「え?」
拓 「ストーカーされた奴にだって、
放課後、職員室に来るように
先生が言っとけって、
それを伝えただけだし。
他にしゃべったこともなけりゃ、
目も合ったこともない。
他の女子だってそう、」
さゆ 「・・・ゴメンナサイ、
言い過ぎたよね、」
拓 「お前は、
マメの友達だろ?
マメは悪い奴には懐かない、」
さゆ 「・・・じゃあ先輩は悪い奴なんだ、」
拓 「しばくぞw
まぁ、そーゆーこと。
だから、
お前以外に、こんなことしねーんだよ。」
少し切な気な笑顔を浮かべた先輩を。
直視するのが、なんだか気まずくて。
視線を落としたら。
今、
気付いたんだよ。
着替えてきた、その服、
わたしに貸してくれた、スウェット?
それに気付いたら、
顔が、カッと熱くなって。
なぜかまだ、
握られたままの手首が、
もっと、
熱く感じて、。
あんなにぶかぶかだった、スウェットが、
先輩は、ピッタリなんだ、。
なに?
なんなの、
この、気持ちは、、、
さゆ 「・・・帰る、」
拓 「え?」
さゆ 「帰るね、
まめちゃん、またね、」
拓 「おい、」
握られた手を振り払って、
即座に立ち上がる。
なぜか先輩も立ち上がって、
わたしの肩を引いた。
ら。
拓 「お前、
なに?
なんか、
顔、赤いけど、
体調悪い?」
さゆ 「やっ、!」
“体調悪い?”とか、
甘い言葉を綺麗な口が模って、
わたしのオデコに、大きな手を広げて、触れるから。
つい、
先輩の手を叩いた。
拓 「なんだよ、?」
さゆ 「た、いちょう、
いい!
万全!
用事思い出したから!」