桜の季節
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景 「さっきの友達?できたの?」
さゆ 「そーだよ!!だめなの⁈」
景 「なんでそんな怒ってるんw」
さゆ 「体育館で手振ったでしょ!!
2度としないで!!」
景 「あれは、つい、」
さゆ 「学校で絶対話しかけないでよ!!」
景 「はーい、、」
さゆ 「さっそく莉乃ちゃんまで
お兄ちゃんのことイケメンって言ってた、
もう怖いよ!!」
景 「しょーがないやん、
イケメンなんやもん、」
さゆ 「黙ってて!!」
もう!
これだからイケメンは!!
嫌いなんだよ!
自分大好きなんだから!!
せっかく家に帰ったのに。
不安と、
緊張と、
苛立ちで。
癒しを求めたわたしは、
着替えて唯一のトモダチ、フレブルちゃんの元へ。
そんなに都合よく、
脱走してくれてないよね、
なんて、
考えながら。
いなかったら前のコンビニで甘いものでも買おう。
さゆ 「・・・いたぁぁぁぁぁ!
フレブルちゃん♡
今日も脱走ありがとう♡
唯一の友よ、」
“あん!”
さゆ 「鳴いたぁぁぁぁ!
鳴き声もきゃわいい!」
柵越しに、
まるでロミオとジュリエットだね。
はぁ、
抱きたい。
コネコネして、
ヨシヨシして、
ぎゅーってしたい!
はー、癒される、、、
「おい、」
さゆ 「・・・しゃべった!!
フレブルちゃん、
話せるの⁈」
「バカか、お前、」
さゆ 「え、?」
フレブルちゃんじゃ、ない!!
声のした方へ視線を向けると。
とんでもないイケメンが立ってた。
「お前、ストーカーか?」
さゆ 「は?」
「おれのストーカーだろ、」
さゆ 「はぁ⁈
きも、」
これだから、イケメンは!!
「さっさと消えろ、」
さゆ 「わたしはトモダチの
フレブルちゃんに会いに来たんです!!」
「ソレ、うちの犬、」
さゆ 「・・・え?」
そう言って、
門を開けて入って行った、イケメン。
うちの犬、
って偉そうに言ったくせに、
イケメンが玄関へ近付くと突然フレブルちゃんが吠え始めた。
ウソついてるのはそっちじゃないの⁈