ふわふわ、
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さゆ 「・・・・・・・」
拓 「・・・・・・・」
週に1度の全校集会。
不自然に静かな、わたしたち。
右横は見ない。
他人のフリ。
だけど。
なんだか、
右側にホッとする。
なんだろう、この気持ち。
不思議な感覚に見舞われていたら。
たしかに、話しかけないでって、お願いしたけどさ。
どうやらまめちゃんのミルクの汚れに
気付いてしまった先輩が、
わたしのスカートのポケット付近を
大きな左手でカリカリした。
こんの、
距離感バカ男め!!
静かに右手で先輩の左手をペッペッて払って
睨んだら。
目をまんまるに見開いて、
そしたらちょっと、瞳が真ん中に寄ってて。
なんだかかわいいんだよね、卑怯者め。
拓 「・・・・・・・・」
さゆ 「・・・・・・・・・」
また懲りずにポケットの辺りをカリカリって、
乾いてしまったミルクの跡を、擦る先輩。
この人多分、
バカなんだと思う。
今度は手首を掴んで、
ペッて振り払ったら、、
先輩ってこんなカワイイ顔してるのに。
手はこんなにゴツイんだ、なんて。
なに?
それがどうしたの?
そんなことをなんで、
考えちゃうんだろう、
なんで、
なんで。
なんだか面目なさそうに、
左手を引っ込めた先輩。
そんなところを平気で触るあたり、
きっと先輩にとってわたしは
ちゃんと小学生なんだろう、なんて。
そう、
思っただけなのに、
なんだか少し、
寂しい気がしたのは。
なんで、
なんで。
この距離感バカ男に、
ちゃんと距離感の測り方ってものを、
教えてあげないとね。
