距離感
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拓 「おい、マメ、お前おれにも懐けよ、」
さゆ 「っひゃ、
わ!」
拓 「変な声w」
さゆ 「先輩が急に近付くから!!」
“おれにも懐けよ”
なんて、
女子が言われたらきっと総倒れになるであろうセリフを吐きながら。
わたしが抱っこしてるまめちゃんに顔を近付けて、
わしゃわしゃ、撫でるから。
この人多分、
距離感バカ男だね⁈
拓 「おい、失礼かw」
さゆ 「はぁ〜、
わかった、先輩って、
自分がモテる所作しちゃってることに
気付いてないんだ?」
拓 「はぁ?
痛って!!マメぇ!!」
さゆ 「わ、まめちゃん!
だめだよぉ、痛いじゃん、」
拓 「さっ、わんな!!
え、?」
さゆ 「え⁈ごめんなさい、」
話の途中で、
まめちゃんが先輩の指を噛んじゃって。
まぁ、
たしかにずっとウーウー唸ってはいたけどw
つい、心配で噛まれた先輩の指を見ようと掴んだら。
“触んな!”って振り払われて。
その行動に、少しビックリしたけど、
あーね、
そんな、ダメなんだね、女子。
いちお、小学生って認識だと思ってたから(笑)
そう、
思ってたのに。
拓 「・・・へ、いき?」
さゆ 「え?」
拓 「・・・おれ、
だめなんだよ、
女に急に触られんの、」
さゆ 「拗らせすぎでしょw」
拓 「でも、今の、おまえは平気だった、
ほんと、ひどい時はぶわって、
蕁麻疹みたいになる、」
さゆ 「ええ?
小学生だから?w」
拓 「・・・そ、ゆこと、なのかよ?」
さゆ 「失礼すぎかw」
拓 「・・・・・・・・・」
目を真ん中に寄せて、
固まった先輩をよそに、
めんどくさそうだから放っておいて
まめちゃんと楽しく遊ぶわたし。
だんだんこの距離感バカ男な先輩の扱い方も
わかってきたような気がするw