距離感
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拓 「とりあえず、座れば?」
失礼なことをした割には、
優しく声をかけてくれる、先輩。
やっぱりこの人、
“冷徹、ツンツン、他人に興味なし”
ってのは間違ってると思うんだよね。
さゆ 「・・・ごめんなさい、」
拓 「あん?」
さゆ 「急に、
大きな声、出したりして、」
拓 「別に、」
さゆ 「・・・わたし、
お兄ちゃんがイケメンなんです。」
拓 「は?」
さゆ 「お兄ちゃんが、
めちゃくちゃイケメンで、
そのせいで、中学時代、友達できなくて。」
友達、
できなくて、か。
素直に、
イジメられてたって、言えばいいのにね?
見栄っ張り、、、
拓 「なんだそれw」
さゆ 「・・・だから、
イケメンと絡むの、恐いんです。
先輩みたいなイケメンと仲良くしてたら、
また、、、」
拓 「・・・なんだよそれ、」
さゆ 「・・・なので、
もう、やめませんか?
おうちも、これっきりで、」
声、怒ってる?
そりゃ、まめちゃんとは遊びたいけど、、、
先輩のおうち、なんてバレたら、、、
拓 「バカじゃねーの。
お前はマメと友達なんだろ?
おれとじゃねーし。」
さゆ 「・・・たしかに!!」
拓 「・・・まぁ、お前がそんなに嫌なら、
もうみんなの前では、
話しかけねーから。」
さゆ 「・・・はい、」
拓 「うちには普通に遊びに来いよ。
マメも、友達いねーんだよ、」
さゆ 「・・・いいの?」
拓 「ちょうどいいよ、
おれも、お前みたいなのがちょうどいい、
だって、お前、
おれのこと好きになんないだろ?」
さゆ 「まぁ、イケメン嫌いなんで、」
拓 「おれも、女は嫌いだから、
ちょうどいい、」
さゆ 「えっ!!
女は嫌いって、まさか!!」
拓 「お前しばくぞwww
まぁ、お前だけじゃないんだよ、
イケメンで、嫌な思いすんのは、」
さゆ 「・・・やば、自画自賛w」