距離感
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拓 「おい、」
さゆ 「へ⁈」
莉乃 「えっ⁈ええ⁈」
さゆ 「な、なにして!」
拓 「待ってただけだけど?」
さゆ 「だっ、!
だから!
やめてって!」
莉乃 「さゆちゃん!!
わたし、帰るね⁈
GW楽しんで!また来週!」
さゆ 「ええ⁈」
じゃ!
って、
立ち去るポーズが、
ピースの指をくっつけて、おでこ辺りでチャッてする、
かなり古いよ莉乃ちゃん、、、
どんだけ慌ててんの、、、
靴箱でローファーに履き替えて。
生徒玄関を出たところに、なぜか待ってたこの人。
この人多分、
バカなんです!!
拓 「おい、」
さゆ 「うるさい!」
拓 「なんでw」
さゆ 「教室に来ないでって!」
拓 「教室には行ってないけど?w」
さゆ 「・・・あー言えばこー言う!!」
拓 「なんでそんな嫌なのw」
さゆ 「・・・わたし!
言っとくけどイケメン嫌いなの!!」
拓 「は?」
ずんずん、歩き続けて。
もう、駅は目の前ってところで振り返って言う。
2人で歩いてたりなんかしたら、
何言われるか!!
甦る、中学時代の記憶。
もしかしたら、
また、
同じ3年間を過ごすの⁈
さゆ 「わたし、イケメン嫌いなの、」
拓 「はぁ?」
さゆ 「電車に遅れるし、
家に着いたら、話す、
それまで、離れててください、」
拓 「・・・なんだよ、
それ、、、」
別々に改札を通って。
別々の車両に乗って。
別々に歩いて、かわいい一軒家まで。
結局玄関先で、
一緒になるのにね。