桜の季節
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前の席の子、は、、、
話しかけるなとでも言いたげに、
イヤホンをして派手髪無表情の男の子。
隣の席の子は、まだ来てないみたいだけど、
机に貼ってある名前が明らかに女の子だから、
隣の席の子がターゲット!!
高校生活は、
女の子の友達たくさん作って楽しい毎日にする!!
そう、思ってたのに。
時間になっても隣の席の子は来ない。
なんでだろ、?
先生に言われて、入学式が行われる体育館へ向かう。
1年生は前に並べてある椅子に座る、ね、おけ。
わたしの隣の子、
結局まだ来てないみたいだけど、、、
1つぽつんと、席が空いてる。
真面目に入学式を終えて、
体育館を出る途中、
あんのバカ兄貴が手を振るから。
わたしの気分は最高に悪い。
そんな時、
後ろから肩を叩かれた。
「ねぇ、」
さゆ 「え?」
「私、出席番号後ろなの、
あんまり同中の子、いなくて。
仲良くしてね!」
さゆ 「ほんと⁈
わたし、引っ越してきたばかりで、
同中どころか、知り合いもいないの!
こちらこそよろしく!」
「よかったぁ!
私、川田莉乃!」
さゆ 「莉乃ちゃん!!
かわいい名前!
わたしは加藤さゆです!」
莉乃 「さゆちゃんか、よろしく!」
教室へ戻ると、
そっか、出席番号順だから、
わたしが1番後ろということは、
莉乃ちゃんは必然的に1番前だ、
残念。
また後で話そって言ってちゃんとそれぞれ席についた。
隣の子、まだ来てないのかな?
大きな男の子が座っちゃってるけど、、、
「・・・何見てんねん、」
さゆ 「すっ!すみません!」
コワッ。
でかっ。
お兄ちゃんと同じくらい、大きい?
相変わらず前の席の子はイヤホンをしたまま。
HRも、イヤホンしたまま?
ツワモノすぎる、、、
絶対仲良くなれない、、、