距離感
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さゆ 「おはようございます、」
拓 「入って、」
さゆ 「お邪魔します、」
約束通り、
次の日の朝、来たはいいものの。
拓 「マメまだ寝てるかも、」
さゆ 「ふふ、よく寝てよく食べて、
いい子だねぇ、」
拓 「起きるまで待ってて、」
・・・・・・・・・。
起きるまで、
待ってて、?
いや、
拷問!!
拓 「おい、
顔に出てんぞ、
嫌そうな顔!」
さゆ 「だって待ってる間どんな空気⁈」
拓 「なんでだよ、
談笑しろ談笑、」
さゆ 「誰と!!」
拓 「おれだろw」
さゆ 「・・・ちょっと待って、」
拓 「なに?」
さゆ 「つかぬことをお伺いしますが、
あなた、
もしかして、
結構おしゃべり?」
拓 「はぁ?
なんだそれ、」
さゆ 「なんか、
あんまり話さない人って聞いてたから」
拓 「・・・話す必要がないだけだろ、」
さゆ 「なるほどね、
わたしは?」
拓 「マメの友達だろ?」
さゆ 「・・・ぶはっw」
拓 「なんだよ!!」
さゆ 「想像以上にかわいすぎたw」
わたしの言葉に、
顔を真っ赤にしてそっぽを向くこのイケメン。
わたしはイケメンは嫌いだけど、
この笑顔は保護したいね?w
拓 「お前マジでふざけんな、」
さゆ 「談笑しろって言ったじゃんw」
拓 「い、ったけど!!」
さゆ 「学校でもそうしてればいいのに、」
拓 「・・・放っとけ、」
さゆ 「あ、まめちゃん起きた!
おはよう〜おそようだね、
いっぱい寝たねぇ、」
なんだか、
新しい発見がたくさんあるんだよ。
先輩は実は、
かわいい人だってこととか。
まめちゃんには嫌われてるのに、
まめちゃんの嗅覚は信頼してるところとか。
ほんとは、
結構優しいひとって、
こととか。