距離感
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さゆ 「フレブルちゃーん、
ごはん、おいとくね、」
寝てるとこ、邪魔しちゃ悪いって、
ハウスの中に、そっと置いたのに。
拓 「ソイツ、名前、“マメ”だから、」
さゆ 「まめちゃん⁈
ふふ、かわいい、、」
匂いで?
起きたみたいで。
寝起きから、
“あんっ!”って、かわいいのなんのって。
さゆ 「起こしちゃったごめんんん〜
わー、よしよし、おいでぇ、
夢が叶った!
抱っこして、
よしよし、したかったんだよキミを!」
ハウスに入れたお皿を取り出して、
ドッグフードを手に持つと、
お腹が減っていたんだろう、
勢いよく食いついて。
拓 「・・・変なやつ、
なんでこんなやつからもらって食って、
おれのは食わねーの、」
さゆ 「ねぇ、もしかして、
ドッグフード、固いんじゃない?
食べづらそうだよ?」
拓 「・・・ええ?」
さゆ 「ちょっとふやかしてみよっか、」
適温で、ドッグフードをふやかしてる間。
まめちゃんは抱っこでペロペロ、
喜んで抱かれてて。
それを見て、
ブツクサ言ってる、変な人。
拓 「・・・おい、飼い主はおれだぞ、」
さゆ 「ほんっと、全然懐いてないじゃんw」
拓 「知らねーよ、
最初からだもん、
両親と弟には懐いてる、
でも弟の友達とかには吠えんだよ、」
さゆ 「・・・人見知りなんじゃない?
あなたも人見知りだから、
距離が縮まらないのかも、」
拓 「・・・そーかも、」
そう言って、
視線をまめちゃんに移して。
ふ、と微笑む顔は、
思ったより、かわいい。
なんて。
母性だね、
イケメンは嫌いなの、わたし。
イケメンはみんな一緒。
ロクなやつ、
いない。
さゆ 「にっこり笑って、話しかけるんだよ!
かわいいって、
ちゃんと表現してあげないと、」
拓 「うるせー、」
そう言って照れる顔は、
少し幼くて。
ほんと、
変な人、、、