ツンツンのツン?
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「ごめんね?
しんどいんじゃない?」
さゆ「しんどい、、わけでは、」
「拓実もだけど、私たちも、さゆちゃんのこと、
気に入っちゃって。」
さゆ「あ、りがとうございます?
でいいんでしょうか、」
「ふふ、ほんとさゆちゃんかわいいわね、
拓実はあんなだけど。
ほんとは優しい子なのよ?」
さゆ「・・・知ってます、それは。
優しくて、マメで、寂しがり屋、、」
「あら、まぁ。
伝わる人には伝わるのねぇ、」
さゆ「わっ、まめちゃん、くすぐったいよ、」
「浮かない顔は、
拓実のせい?」
さゆ「先輩の?
せい、では、、
強いて言えば、わたしの問題でしょうか、」
「さゆちゃんの?」
さゆ「・・・自信、なくて、」
「何の?」
さゆ「何の、でしょう、、
全部かな?あは、」
「さゆちゃん、、
あ、そうだ!これこれ!
これ、渡したかったの!」
さゆ「え?わ、うわー!たくさん!」
「夏の新作のねぇ、試供品なの!
きっと似合うわよー!
オレンジとか、、紫もよさそう!」
さゆ「高度すぎますw」
「一緒に勉強しましょ♡」
さゆ「わー!まめちゃん!
食べちゃだめー!お腹壊すよ?
食いしん坊だねぇ、」
「ふふ、ほんと、
さゆちゃんって、
我が家の救世主。」
さゆ「ええ?大袈裟ですよ、」
「そう思う?ふふ、」
まーた、
おかんがしつこく絡んで。
さっさとおかんから解放してやろうって、
思うのに。
つい、
立ち聞き。
何の、自信がないのか。
母親の手前、
おれのせいじゃないって言っただけで、
多分、
全部おれのせいだろうって、思うのに。
だから、離れただろ?
なのに、
離れられなかった。
こいつしか、
考えられないって、
おれの思いを通そうとすると、
今度はやっぱり、
こいつがツラいのか。
おれの呪いは、
一生解けないのか、。
おれの“好き”はもしかしたら、
罪なのかって。
楽しそうに話す母親と、
時折、苦笑いのこいつと、
相変わらず膝をキープするマメ。
おれがいなくても、
楽しそうなのはなんなんだよ。
むしろ、
おれがいない方が、
そいつが笑ってるのは、
なんなんだよ、。