ツンツンのツン?
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どっか、行かね?って、
バカなの?
行かないから。
こんな甘々な距離感バカ男と出かけたら。
心臓、もたないから。
拓 「なぁ、」
さゆ「なに?忙しいんだけど、」
相変わらずの、“なぁ”だけで。
わたしの肩をチョイチョイって。
拓 「おれにもそーやってしろよ、」
さゆ「ぶはw
なに?お手?w
って、せんぱい、」
つついたかと、思ったら、、
拓 「あ?」
これが噂の、バックハグ。
からの、ぎゅ、ですか?
漫画じゃん、。
さゆ「・・・お手がちょっと、
高度すぎて、」
そっと、包まれた手。
拓 「付き合う?おれと、」
この人ほんと、素で甘い、、、
さゆ「いやー、あの、えと、」
こんなのと、
付き合ったら。
初心者のわたしなんか、
一発でアウト。
心臓止まっちゃうと思う。
拓 「シカトしてる間に夏服になってた、」
耳元で囁いて、
ぎゅ、
が一層強くなる。
さゆ「え?ああ、うん、
先輩もじゃん。」
あんまり、
見ないようにしてたから、
気付かなかった。
ほんと、
こんな顔して、
意外と逞しいんだよね、。
拓 「おまえ、ベスト着ろよ。」
さゆ「え?」
拓 「中にインナー着るとか、」
さゆ「なに、」
拓 「一応女なんだから、」
“一応”ね、?
ほんとこの人の考えてることはわからない。
さゆ「一応って、」
拓 「うわ、エサくせぇ、」
結局のところ、
ほんとにわたしを、
女の子として、好きなのかがわからなくて。
さゆ「なにエサくさいってw
距離感のお勉強しなさい、
今のはだめなやつ、」
全然、
わからなくなった、
この人のこと。
こんなふうになる前は、
単純に、距離感バカ男と思ってたのに。
拓 「おまえにしかしないからいいの、」
さゆ「・・・ほんと、もぉ、」
わからないのが、
怖くて。
本気なの?
なんで、わたし?
拓 「着替えてくる、」
なんか、
普通に馴染んでるけど、
いいの?わたし。
このままで。
さゆ「ひゃー!まめちゃんんん〜、
待って待って!わっ、」
一 「ただいまー、って、
あれ、オネーサン、
久しぶりだね、」
さゆ「え⁈あ!お、お邪魔してます!」
こんな、
ポーズで、
再会、?
まめちゃんに襲われて、
床に寝転んだその瞬間、
一成くんが帰宅。
寝転ぶわたしの顔の上に覗き込んで、
爽やかに、“久しぶりだね!”と言いながら、
鼻の頭をちょんちょんしやがる。
こんの距離感バカ蔵め!!
兄弟揃って!!